四次試験×待ち伏せ×正々堂々
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、待ってください! まだ順番じゃ…………」
ポンズがユウキの元へ向かって、何か会話をしていた。その後、ユウキは一人で森の中へ入って行った。それを見送ったポンズは船へと戻って来た。
「これで取り敢えず、安心して進めるようになったわよ。明日までは動かないよう、説得したから」
「勝手に降りないでくださいね。次からは失格にしますよ」
「はいはい」
まさか、あのまま陣取る気だったのかな?
「おい、ユウキはまさか…………?」
「あのまま降りて来る人を片っ端から倒してプレートを奪うつもりだったわ」
「あの野郎…………」
「かなり遊んでいるな…………」
「あっ、俺達みたいだぞ」
「それじゃ、行ってくるね」
「頑張れっ!」
俺はみんなに別れを告げ、森へと入った。
俺は森の中で考えても思い付かない。俺はそのまま寝転んで、空をみていた。
「こんにちは」
「っ!?」
慌てて起き上がると、そこには、笑顔でキルアを引きずって来るユウキの姿があった。しかも、近づいても、ユウキの気配は一切無く、キルアの気配しかない。
「さて、後、六日。暇だから、約束通り鍛えてあげる」
「え?」
「そして、テストに合格したら、プレートをあげる。キルア君にはキルア君のターゲットの奴。ゴン君にはボクのプレート」
「いらないっ!」
「まぁ、まあ、最後まで聞きなよ。テストはボクを一歩でも動かすか、プレートを奪うかだよ。そして、今のままだと、君達、間違い無く、ヒソカに殺されるよ。今度またボクがいるかもわからないしね」
「うっ…………」
「良いじゃねぇか。面白そうだぜ。それに俺達じゃ悔しいけど勝てない」
オレもそれは理解できる。相手の実力が高すぎるって事は。
「うん…………」
「それじゃ、楽しい修行をしようか」
「「オス」」
「まず取出したのは、何の変哲も無い神字があしらわれた腕輪」
「「…………(絶対嘘だッ!!)」」
「そして、二人にこれを装着…………」
俺とキルアは一瞬で捕獲され、腕輪を付けられた。それと同時に俺達の身体がもの凄く重くなって、地面に押さえつけられた。
「くそっ…………重てぇえええええ」
「君達の身体に強制的に負荷をかけているんだよ。死ぬかも知れないけど頑張ってね。ボクは食料を手に入れてくるか。それと、君達のプレートも預かっておく。取られたとわかったら、他の人が見つけても放置するだろうしね」
ユウキは言うだけ言って、森の中に消えていった。俺達は地面に横たわったままだ。
「キルア…………どうする?」
「生き抜くしかねぇよ…………俺もオヤジ達に鍛えられてたけど、これはマジでヤバ
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