四次試験×待ち伏せ×正々堂々
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ナル・ブレイズ」
炎を手や足に纏わせ、連続で攻撃する。音速を超えた攻撃をお互いに放ち続ける。
「これ、殺す気かい?」
「大丈夫。治療するから死なないよっ!」
「ん〜〜待った。それなら、プレートあげるから、見逃してよ」
「ん…………良いよ」
「はい、交渉成立。ボクは適当に狩れば良いからね」
ヒソカからプレートを貰ったボクはそのまま通す。
「…………ボクもあげる。それ、ヤバいから」
「わかりました」
シュテル先生もイルからプレートを貰ってあっさり引いた。
「これ、余りましたね。あの山にでも撃ちますか」
「え」
「ルシフェリオンブレイカー」
シュテル先生から放たれた灼熱の奔流は山一つを丸々消し飛ばし、その先の地平線に消え、巨大なキノコ雲を作り出した。
「「「「…………」」」」
「さて、六ポイント貯まった私はここで暇潰しをしていますね」
「うん」
シュテル先生はそのまま木の根本に座り込み、本を読み出した。御丁寧に結界を展開して。
「このまま降りて来る人を狩ろうかな?」
「やめて、お願いだから。むしろ、一日は動かないで」
ボクがこれからの事を考えると、ポンズにお願いされちゃった。
「仕方ない、可愛い弟子のお願いだから、今は良いや」
ボクは森の中へと入って行った。
ゴン
どうしよう…………ボクの相手…………明らかにおかしいよ。
「おい、大丈夫か?」
「キルア、アレから取れると思う?」
「無理だな。というか、生身で音速超えるって、どんだけだよ」
俺とキルアは衝撃波を巻き散らかし、腕を見えない速度で振るって戦っている二人を見ていた。
「しかし、ゴンも運がねぇよな…………」
「そうだね」
俺の引いたクジに書かれていた番号は130番…………つまり、あのヒソカと堂々と戦っているユウキが俺のターゲットだ。
「でも、負けられない。今回は殺し合いとかじゃないんだし、方法は必ず有る!」
「だと良いな…………あっ、やめたみたいだな」
「ヒソカがプレート渡してるって事は、別の奴らを狩って集める気か…………やべぇな」
「次の人もだね…………」
ヒソカともう一人が森へ消えた瞬間。もう一人の女の子が、杖みたいな物を山に向けると、陣みたいなのを展開して、山にビームを撃った。
「すげぇえぇえ…………っていうか、こんなの、大量虐殺兵器じゃねか…………」
「あんな兵器を、生身で使えるのか…………化物だな」
俺もクラピカと同じ考えかな。それに、あの人からは人間って感じがしない。なんでだろ?
「ちょっと失礼」
「あっ
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