暁 〜小説投稿サイト〜
IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
癒しを求めて 芸術職人 風鳥 花月登場!
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ゆらとゆれている。その目は一夏に治療を施している花月に向けられていた。

「かぁぁぁあああ!!!」
「ふぅ・・・ふん」

花月は静かに息を吐いたかと思ったら、箒は刀を持って走ったいる体制のまま、動きが完全に静止する。箒は一体何が起こっているのか理解出来なかった、自分は走っていたはずなのにいきなり身体が動かなくなってしまったのだ。花月は一旦治療を止めて、一本の針を持って箒へと近づいて行って、とある所を針で刺した。すると、箒の身体はまるで鉛のように重くなり、指一つ、関節一つさえ動かせなくなってしまう。

「!!!??、!!!(一体何をした!!?)」
「そのまま、大人しくしていなさい」

花月が指を軽くと箒の身体が浮かび上がり、そのまま店の裏口から飛び出していき、店の裏の奥へと飛んでいった。箒は数回バウンドしてから壁へと叩きつけられた。

「〜〜!!!」

何か叫びたそうにしているが、口さえも動かず喋る事も出来ない。悔しがっていると

きゅるっ、きゅるきゅるきゅる〜〜!!

腹具合が己の意志に逆らってグルグル言い出したのだ(笑)。

「!!??っ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「・・・とんでもない経絡秘孔突いたなおい」
「騒がしいからです、彼女はなんです?」
「あ〜・・・  青年説明中・・・って訳だ」
「そうなんですか・・・。1ヶ月後に死ぬようにすればよかったですね。それと御代は97万です」
「・・・相変わらずだな・・・」
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