暁 〜小説投稿サイト〜
IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
癒しを求めて 芸術職人 風鳥 花月登場!
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目的の店へと歩いていく。暫く歩くと、目的の店が見えてきたが、そこに自分達の向こう側から歩いてくる男の姿があった。

「へぇ、こんな所にサニーの行き付けの店があったなんてな」
「俺だけじゃないぜ?ここはな!ん?あれ一夏じゃね?」
「あ?本当だ!お〜い一夏〜!!」

二人の男は一夏の姿を見ると大きく声を出して一夏に呼びかける。

「あっ〜!!トリコさんにサニーさん!!?お久しぶりです〜!!」

一夏は走り出して、二人の元へと駆け寄った。一夏は二人とこぶしをぶつけ合ったりして挨拶を交わす。

「でもどうしてこっち側に?」
「ああ、俺はサニーの付き添いさ。なんでも週一で通ってる針治療店の店主がこっち側に居るって話を龍に聞いてな、無理を言って連れてきて貰ったんだ」
「まっ、例え一回でも怠ると俺の折角の美しさが損なわれるからな」

親しげに話す二人の男、一体誰なのかと興味が沸く女性陣、そんな女性陣に気付く二人

「それより一夏、後ろに居るのは誰なんだ?こっちのIGOの職員か?」
「ああいや、そういうのじゃないよ。俺が通ってるIS学園の話は知ってるよね」
「ああ、あの女しか使えないっていうあのキショイ兵器か。確か、それを学ぶ学校だったな」
「そうそう、それに教師と生徒達さ。俺の友人だよ」
「ほう、そうなのか」

一夏と二人はシャル達に近寄ってきて声をかけてきた。近くで見るほど、すごい威圧感がある体格だ。一人は人並み外れた筋肉質の肉体と身体能力を持つ大男、コバルトブルーの髪と顔の左側にある3本傷が特徴だ。もう一人は地面まで届くほどの長いカラフルな頭髪が特徴の美青年

「俺の名前はトリコ。宜しくな」
「サニー、宜しく」

二人が挨拶すると、シャル達も連鎖的に挨拶を返した。全員の挨拶が終わると皆で店内に入った。が・・・入った瞬間空気が変った。トリコは神経を研ぎ済まさせて目の前に居る男を警戒した。それもその筈だろう、店内に居たのは、全身黒尽くめの衣装を纏い、黒い長髪に氷のような冷たい目をした長身の男。この男は美食會副料理長の一人、そして、トリコと何度も対峙し、死闘を繰り広げたスタージュンなのだ。

「何故お前がここに居る・・・スタージュン」
「ふっ、私は客としてここに居るのが其処まで可笑しいか」

不敵な笑みを浮かべてトリコを徴発するようなスタージュン、トリコも一瞬も気を抜かずに臨戦態勢に入っている。女性陣はおろおろとおびえているが、サニーと一夏は冷静だった。

「「おいおい、そこまでにしとかないと」」

ひゅっ!!

二人の目の間を掠めるギリギリの位置を鋭い針が掠め、壁に深々と刺さる。トリコとスタージュンは冷や汗をかきながら壊れた歯車のようにギチギチと音を立てながら針が飛んできた方向を見ると・・・そ
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