試験×勝負×お星様
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か。親父捕まえるってことは超えるってことだもんな」
「うん、できるよキルアなら」
「全然、説得力ないぞ? お前、俺の親父のこと知らないだろ?」
「でも、キルアのお父さんでしょ? なんとなくわかるよ」
「兄の方なら知ってるけど、お父さんの方は知らないかな」
「兄貴を知ってんのっ!?」
「うん。護衛の依頼をしてもらったり、治療してあげたりもしたよ。後、そこに隠れてる変態お爺ちゃん、出て来ないと…………切り落とすよ」
「何をじゃいっ!! というか、変態って…………」
「メンチさんのおっぱい、ずっと見てたよね?」
「ぐっ…………そうじゃ、お主達、ちょっと儂と遊んでみんか?」
露骨に話を変えたお爺ちゃんに従って、ボク達はゲームをすることになった。流石にキルア君とゴン君じゃお爺ちゃんの相手にならない。
「さぁ、お爺ちゃん、次はボクの番だよね?」
「マジでやるん?」
「ボール取れたらハンター試験合格だよね?」
「そうじゃが…………」
「ついでだから、星もちょうだいよ」
「いやいや…………流石にそれは…………」
「ボクに勝てたらボインボインなお姉さんを紹介してあげる」
「マジで! 良し、いいじゃろ。星の一つや二つ、くれてやるわいっ!!」
「それじゃ、勝負っ!!」
「来いっ!! ただし、船が壊れるからアレは無しじゃぞッ!!」
「了解ッ!!」
こうして、ボクとお爺ちゃんの仁義なき戦いが始まった。
パッシブスキルの明鏡止水、コンセントレイションなどをフルで起動させ、ある程度の速度で突撃する。
「うぉっ!?」
さすが、変態なおじいちゃんはボクが突き出した右手を身体を傾けて避ける。
「みっ、見えない…………」
「ありえねー」
キルア君とゴン君の目には、なんとか霞んで見えるくらいかな。
「おぬし、本当に人間か? アレ無しでこの速度とか、ありえんぞ…………」
「失礼な…………ボクは単なるピチピチの11歳の女の子だっ、よっ!」
突き出した状態から身体を回転させ、まわしげりを放つ。おじいちゃんは空中に逃げ、蹴りを放って来る。
「ちょっ、攻撃っ!?」
「ボインボインの為じゃっ!!」
「この変態めっ!」
ボクは容赦なく顔を狙って来る蹴りを首を傾げ、避けると同時に足を掴んで、身体を割り込ませ、遠心力を利用して投げる。
「うぉっ!」
「ちぇりおっ!」
投げたら、瞬時に追い付き、上から、回転し、威力の増したかかと落しを放つ。
「意味ちがっ、ぐぉっ!?」
おじいちゃんは空中で身体を捻って、ボクのかかと落しを両手をクロスさせる事で防ぐが、そのま
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