Episode3 今日の予定
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か?」
「でもっ!カイトさん肉じゃが好きだって言いましたっ!…だから、作ってあげたいなぁって……。ダメ、ですか…?」
アカリの顔が伏せられ、その声が揺れた。このままじゃそのうち嗚咽が聞こえて来るんじゃなかろうか。…こうなると、俺の選択肢はアカリを慰めるの一択だ。
「ダメじゃない、ダメじゃない!そう思ってくれるのは嬉しいよ。…それに次は上手くいくかもしれないし。だから、なっ?」
その言葉を聞いたアカリがぱっと顔を上げ、幼いその顔ではにかんだ。アカリについて気付いたことに一つ追加。彼女は表情がコロコロ変わるし、機嫌も良くも悪くもすぐ変わる。
…ついでに、今日の予定確定。
「そうですよねっ!次はきっと上手に出来ますよねっ!…でも、さっきのでおイモがなくなっちゃったんですよ。だからカイトさんっ!おイモ掘りに行きましょうっ!」
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