第116話 グレイVSハルト 最後の戦い
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グ「はぁ、はぁ、氷も・・・命の、時を・・・はぁ、止める事が、できる・・・はぁ、はぁ。」
俺は残りの全魔力を両手にかき集める。
グ「それと、はぁ、はぁ、闇に、はぁ、はぁ、落ちたやつの・・・光を、はぁ、取り戻す事が、出来る・・・!!」
冷気と魔力をためた両手を前に突き出し、
グ「氷欠泉ッ!!(アイスゲイザー)」
ハ「ぐあぁぁぁっ!!」
グ「氷雪砲ッ!!(アイス・キャノン)」
ハ「うぉあああああああっ!!」
グ「氷刃・七連舞ッ!!!」
ハ「ガァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!」
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グ「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・」
俺は地面に膝を着き、呼吸を整える。ハルトは地面に大の字になっていた。俺はふらつく足取りで立ち上がり、ハルトに手を差し出す。
ハ「!!?」
グ「た、立てるか・・・?」
ハ「俺を、バカにするな・・・」
ハルトは顔を引きつらせながら起き上がる。
ハ「賭けは賭けだ。二度とユモスには近づかねぇよ。」
そう言ってそっぽを向いたハルトの顔はどこか悲しそうに見えた。
グ「・・・お前もさ、少しは素直になれよ。今までの罪を償って闇なんか吹っ飛ばしちまえよ。」
ハ「・・・あぁ。」
それだけ言うと、ハルトは瞬間移動(テレポート)して姿を消した。俺はその場に仰向けになる。
グ「や、やべぇ・・・魔力、使いすぎたな・・・」
上を見上げると、
グレ「いくら何でも無茶しすぎだっつーの。」
グ「!!?」
首だけを動かして後ろを向くと、グレンがいた。
グレ「本当にやってくれるとはな。ありがとな、グレイ。」
グレンは俺に手をかざす。次第に魔力も体力も完全に回復し、怪我も治っていた。
グレ「お前には言葉に出来ないくらい感謝してるぜ。」
グ「そりゃどうも。」
てか、口に出せばどんな事でも言葉に出来るだろ。
グレ「・・・実はな、ユモスを殺そうとするやつが他にもいたんだ。」
グ「なっ!!?」
俺は飛び起きた。
グレ「今度は俺が知らねぇ人物だ。たぶん、俺が死んでからユモスに恨みを持ったやつだ。」
グ「また、ユモは命を狙われる事になるのかよ・・・!!」
ユモには、不幸しか訪れないのかよ・・・!俺は拳を握り締める。
グレ「・・・今度は薄紫色の長い髪の毛に、白いローブを着た女だ。いつユモスの前に姿を現すかも分からねぇ。」
グ「女だろうが男だろうが、超人だろう
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