第116話 グレイVSハルト 最後の戦い
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
てめぇ〜・・・」
俺の怒りはすでに爆発していた。
ハ「お前ともいつかリベンジしようと思ってたんだ。せっかくだから、俺と賭けでもしねぇか?」
グ「賭けだと?」
ハ「この勝負、俺が勝ったらユモスを殺す。」
グ「俺が勝ったら、二度とユモに近づくな。」
こんなやつにユモはやらせねぇ。この勝負、ぜってぇ〜に負けられねぇっ!!!俺はすぐさま両手を構え、冷気をためると、
グ「アイスメイク、戦斧ッ!!(バトルアックス)」
俺の攻撃をハルトは宙返りでかわした。
ハ「俺だって力をつけているんだ。闇魔法、闇剣!(ダークソード)でぇりゃぁぁぁぁぁっ!!!」
真っ黒な剣を俺に向かって振りかざす。
グ「アイスメイク、盾ッ!!(シールド)」
ギリギリでなんとか防ぐ。
ハ「聞こえなかったか?俺だって力をつけているんだって。」
ピキッ!パキッ!
グ「げっ!!」
ハ「でぃやぁぁぁ!!!」
パリィィィン!!
グ「うがっ!!」
盾が割れる直前にかわそうとしたが、ハルトの方がスピードが速かった。俺は左腕を重症。
ハ「造形魔法は両手で使うのが基本。片手だとバランスが悪く、いざとゆう時に力がだせねぇ。ようするに、お前は今不利な状態だ。」
グ「ちっ・・・」
頭の中は闇に染まってても、魔法の知識だけは豊富なんだな。氷で止血するが痛みは変わらねぇ。
ハ「闇魔法、闇鎖!(ダークチェーン)」
ハルトの手から黒い鎖が飛び出す。俺はその場から動く事が出来なく、鎖に体を締め付けられた。鎖は首も締め付ける。
グ「ぐぁ・・・ぁ、ぁぁ・・・ぁ、ぁぅ・・・」
ハ「闇は命の時を止める事ができる。お前も闇の餌食になりやがれぇぇぇぇぇっ!!!」
さらに締め上げられる。
グ「ぁぁ・・・ぁ・・・」
途切れそうになる意識の中、薄っすら片目を開ける。ぼやける視界の中、ハルトの体の周りは闇に染まっているのがはっきり見えた。意識が吹っ飛ぶ直前、
グレ『ユモスの事は、お前に全て任せるぜ。後、出来ればハルトを闇から救ってくれ。』
またグレンの言葉が頭の中を駆け巡った。そうだ・・・任された、んだった、よな・・・俺はある限りの魔力を全て放出した。
グ「おおおおおおおおおお・・・!」
ハ「!!?」
足元の大気が少しだけ震えているのが分かった。
グ「おおおおおおおおおお・・・!!」
バキッ!
ハ「闇鎖が、破壊されてくだと!?」
バキッ!!バキンッ!!
グ「おおおおおおおおおおっ!!!」
バキィンッ!!!
ハ「ぐ・・・!!」
グ「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・」
倒れそうになりながらも、必死に堪える。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ