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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第116話 グレイVSハルト 最後の戦い
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てめぇ〜・・・」

俺の怒りはすでに爆発していた。

ハ「お前ともいつかリベンジしようと思ってたんだ。せっかくだから、俺と賭けでもしねぇか?」

グ「賭けだと?」

ハ「この勝負、俺が勝ったらユモスを殺す。」

グ「俺が勝ったら、二度とユモに近づくな。」

こんなやつにユモはやらせねぇ。この勝負、ぜってぇ〜に負けられねぇっ!!!俺はすぐさま両手を構え、冷気をためると、

グ「アイスメイク、戦斧ッ!!(バトルアックス)」

俺の攻撃をハルトは宙返りでかわした。

ハ「俺だって力をつけているんだ。闇魔法、闇剣!(ダークソード)でぇりゃぁぁぁぁぁっ!!!」

真っ黒な剣を俺に向かって振りかざす。

グ「アイスメイク、盾ッ!!(シールド)」

ギリギリでなんとか防ぐ。

ハ「聞こえなかったか?俺だって力をつけているんだって。」

ピキッ!パキッ!

グ「げっ!!」

ハ「でぃやぁぁぁ!!!」

パリィィィン!!

グ「うがっ!!」

盾が割れる直前にかわそうとしたが、ハルトの方がスピードが速かった。俺は左腕を重症。

ハ「造形魔法は両手で使うのが基本。片手だとバランスが悪く、いざとゆう時に力がだせねぇ。ようするに、お前は今不利な状態だ。」

グ「ちっ・・・」

頭の中は闇に染まってても、魔法の知識だけは豊富なんだな。氷で止血するが痛みは変わらねぇ。

ハ「闇魔法、闇鎖!(ダークチェーン)」

ハルトの手から黒い鎖が飛び出す。俺はその場から動く事が出来なく、鎖に体を締め付けられた。鎖は首も締め付ける。

グ「ぐぁ・・・ぁ、ぁぁ・・・ぁ、ぁぅ・・・」

ハ「闇は命の時を止める事ができる。お前も闇の餌食になりやがれぇぇぇぇぇっ!!!」

さらに締め上げられる。

グ「ぁぁ・・・ぁ・・・」

途切れそうになる意識の中、薄っすら片目を開ける。ぼやける視界の中、ハルトの体の周りは闇に染まっているのがはっきり見えた。意識が吹っ飛ぶ直前、

グレ『ユモスの事は、お前に全て任せるぜ。後、出来ればハルトを闇から救ってくれ。』

またグレンの言葉が頭の中を駆け巡った。そうだ・・・任された、んだった、よな・・・俺はある限りの魔力を全て放出した。

グ「おおおおおおおおおお・・・!」

ハ「!!?」

足元の大気が少しだけ震えているのが分かった。

グ「おおおおおおおおおお・・・!!」

バキッ!

ハ「闇鎖が、破壊されてくだと!?」

バキッ!!バキンッ!!

グ「おおおおおおおおおおっ!!!」

バキィンッ!!!

ハ「ぐ・・・!!」

グ「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・」

倒れそうになりながらも、必死に堪える。
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