空×闘技場×襲撃
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を繰り返し、ボクのまわりを歩き、分身のよう多数の姿を作り出している。
「すげー」
「なんなんだ、あの餓鬼は…………」
「「「「どうだ。どれが、本物かわかるか?」」」」
「もちろん。御託は良いから、かかっておいで」
「「「「にゃろっ!」」」」
死角から突き出された微かに念を纏った手…………あれ?
念が使えている…………でも、まだまだだけど。
「よっと」
「うおっ!?」
突き刺そうとしていた手の先、腕を掴んで、投げる。男の子は瞬時に空中で体勢を整えようと身体を捻るので、そのままリングにたたき付け、手首を捻って男の子の背中に乗り、足で交際させた手首を膝で押さえ付け、頭を小さな手でわしづかみにした。
「ね? ボクの方が強いでしょ?」
「くっ…………」
「そこまでっ! 勝者、267番」
ボクの勝利が確定したから、男の子から離れる。
「267番は50階からだ。君は30階からだ」
ボクはさっさと50階に迎えるエレベーターに乗る。
「待てよっ!」
エレベーターに乗ったら、さっきの男の子が無理矢理、エレベーターに乗り込んできた。
「危ないよ?」
「そっちかよっ! まぁ、良いや。俺はキルア。キルア・ゾルディックってんだ。よろしくな」
「ボクはユウキだよ」
「歳は同じくらいだよな?」
「うん。ボクは六歳だよ。キルアは?」
「俺も六歳だ。しかし、ユウキは強いよな。俺、家族と執事長以外に一方的に負けた事、無いんだけど」
「ボクは幻影旅団って連中に一体二で負けかけたよ」
「いや、当たり前だろ。むしろ、親父達でも、出来れば相手したくないって言ってたのに…………」
そんな感じで雑談していると、50階に着いた。
「あっ、行き過ぎちまった。あっ、ぜってぇー追い付くから待ってろよ!」
「頑張ってね」
ボクはそのまま、エレベーターから降りて、受付に向かう。
「こちらで、50階の受付をしております」
「267番ユウキだよ。一番早い試合ってできるかな?」
「今からですと…………20分後ですね」
「それでお願いするね。それと、最速で100階まで行けるように試合をとってもらえる?」
「取れる事は出来ますが、過密スケジュールになりますが、よろしいですか?」
「うん!」
「では、わかりました」
すんなり登録してくれたので助かった。さすがにお金がないからね。まぁ、ちょっとの我慢だけど。
「ん〜」
柔軟をして時間を潰していると、直ぐに20分立ち、ボクの試合となった。だから、ボクは瞬殺して上げた。それからも30分おきに試合して、6戦を行なって安全マージンの110階になって部屋を貰った
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