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IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
特別話
『IS《インフィニット・ストラトス》〜星を見ぬ者〜』コラボ話
黒 VS 黒 『前』
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貴女の事が好きだったの。付き合ってくださるかしら?』

『う、うわ〜ん!』


怜は女性に抱き付き顔を相手の体に埋め、泣きじゃくった。

そしてしばらくして顔を離して怜は女性と見つめ合う。


『…怜…』

『…貴女…』


そうして二人の影は重なった。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇





………。


「ウガー!ダメだぞ怜!お父さんはそんなの絶対に許しません!」

「…何を妄想していたのかは知らないけどお父さんじゃないでしょ!まあ、許したくないっていう気持ちは分かるよ」


シャルルと意見が同じというこで目を合わせてお互いに頷き合う。


「ということは行くか?」

「行くしかないよね」

「でも警備は厳重だぜ?」

「大丈夫だよ。策はある」


その案に俺は乗り、シャルルとまた頷き合う。

よし!待ってろよ怜!

お前をアブノーマルの道には進ませないからな!

〜一夏sideout〜










〜スウェンside〜

俺がピットから出るとそこには俺と同じ黒いツインアイの全身装甲(フルスキン)の機体が佇んでいた。

俺と同じタイプの機体ということで驚きを隠せないでいると相手である長岡から通信が入る。


「いやぁ、驚きだよ…。僕と同じ全身装甲タイプの機体で見た目もこんなに似ているなんて」

「それには俺も少なからず驚いてはいる。だが…」

「…そうだね♪話はここら辺にしますか」


そうしてお互いに武器を構える。

長岡という女子の機体はビームで出来た鎌を、俺はショーティーを体を半身にして2丁構えた。


『お互いに準備は出来たようだな?では試合を開始しろ!』


教師織斑の声と同時に長岡という女子は鎌を構えて突っ込んできたので、俺はブースターを使い、後ろに大きく跳躍しながらショーティーを連射する。

そうすると長岡という女子はその場で鎌を回してショーティーのビームを防ぐ。


「くっ、決まらんか」

「そりゃあ、ね!」


ね!と言ったところで頭部についているバルカンを俺に制射してくるが俺は横に回避する。

そこに長岡は鎌を構えて再び突っ込んできて横薙ぎに切ってきたが俺は上半身を後ろにのけぞりながら避ける。

そうすると俺の機体に衝撃が走り、地面に叩きつけられた。


「ぐはっ!」


俺が何が起こったのかよく分からないで長岡という女子を見ると鎌を避けられた際に勢いに任せて蹴りを放っていたようで少し体制を崩していた。


「いやぁ、鎌を避けられるとは思ってなかったからつい蹴っちゃっ
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