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IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
特別話
『IS《インフィニット・ストラトス》〜星を見ぬ者〜』コラボ話
黒 VS 黒 『前』
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〜レイside〜

「フンフフ〜ン♪」


放課後にスウェンくんとの試合を控えた僕は上機嫌で昼休みを一夏達と過ごしていた。

フフフ♪別の世界のISかぁ〜♪

いやぁ、楽しみだよ♪

…色々とね…。

僕が上機嫌にしていたら一緒に昼食を取っていた一夏が質問してきた。


「やけに上機嫌だな怜?何か良いことあったのか?」

「いやぁ、別に〜♪」


僕は良いことではないと否定するが自分でも分かる通りニヤニヤしている。

すると他のメンバーも気になり出したのか質問をしてくる。


「変な物でも食べたか?」

「もしかしてイタズラか何か考えていらっしゃいますの?」

「もしかして彼氏からの連絡とかじゃないわよね?」

「えぇ !? 怜って彼氏いるの !?」


箒とセシリアさんは何か失礼なことを言っていたが鈴お姉ちゃんとシャルロットさんは変な方向に邪推していた。

まあセシリアさんのはあながちハズレじゃないけどね。


「怜に彼氏だと !? 怜!本当なのか!」


何か一夏まで変な邪推し始めたよ…。

仕方ないなぁ…。


「変な邪推や失礼なこと考えてるみたいだけど違うよ。ちょっとテンションが上がっていたのは放課後にISで模擬戦をすることになってね♪まあ非公式たけど」


僕が少し暈し暈し(ぼかしぼかし)説明する。

すると一夏が質問してくる。


「でも何でそんなにテンション上がっているんだ?ただの模擬戦なんだろ?」


その質問に僕は即座に答える。


「う〜ん、そうなんだけどね。まあその人とは中々模擬戦出来ない人なんだけど、偶々OKをもらったから嬉しくってテンションが上がっちゃってたんだ♪」

「…もしかして何処かの国家代表とは言いませんわよね?」


僕の答えにセシリアさんがすぐに返してきた。


「まあそこら辺は秘密だよ。喋ったらいけないんだ。機密情報が何とかって言ってた。だからその試合は織斑先生しか見ることは許されてないんだ」


僕がその場で考えた嘘にみんなは納得したらしく、そこで追求は終わった。

あ、そうだ!

かんちゃんに連絡取っとかないと。

最近はかんちゃんと放課後を過ごしていたので、連絡を入れる。

かけると、2コールもしない内にかんちゃんが出た。


『…どうしたの?』

「悪いんだけど今日予定が入っちゃって行けなくなっちゃった。ゴメンね、今度埋め合わせはするから」

『…分かった……今度一緒にお買い物をしてもらう……いい?』

「了解したよ!じゃあまたねかんちゃん♪」

『…じゃあまた……今日は自分で出来るところまで進めておくわ…』


かん
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