第九話 お願いだから退役させて
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「……無い!」
そんなものは無い! ベーネミュンデ侯爵夫人の馬鹿げた騒動に巻き込まれかかっただの、どっかの貴族の令嬢に想われて貴族の馬鹿息子に嫉妬されただのそういう事は一切無い! そんな夢は見なかった!
「ナイトハルト、私は仕事に戻る。卿も仕事に戻るんだな」
「ああ、そうするよ」
そうだ、仕事だ。こんなところでお喋りをしてるなんてどうかしている。俺には仕事が有るのだ。先ずはこのミュラーが持ってきた人事考課、こいつを片付けよう……。
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