転生×覚醒×襲撃A
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わり全ての分子運動をだんだんと停止させ、ゆっくり凍らせていく。
「やっ、やめろっ!」
「ベレイドっ!?」
「そのまま氷漬になって、苦しんで……………崩れて……………」
「このっ!?」
女は数百にも及ぶ大量の氷柱を具現化させた。その氷柱をボクの上に雨のように大量に降らせた。
ボクは左手を上に向けて殴るように突き上げながら、ロナの念能力を使う。
「エターナルブレイズ」
男に付いている氷に影響が出ないように、ボクの背後から金色の炎の柱が噴きあがり、一切の抵抗すら許さないほど瞬く間に氷柱を消滅させた。
「化け物ね……………」
「こっ、こいつ特質系かっ!?」
「みんなの苦しみをちゃんと味わって死んで……………」
「あづっ!?」
女は、永遠の炎が苦痛を与えながらゆっくりと身体を焼いていく。
男は、究極のゼロで身体がゆっくり凍りつき、崩れていく。
どちらも、激しい苦痛を伴うけど、ボクはお母さんやお父さん、ロナにエナ……………集落のみんなを殺したこいつらを許す事なんてボクには出来ない。
「くそっ!」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」
精神的苦痛と肉体的苦痛を味わっている二人を放置して、ボクは円と索敵を使った二重捜査網で生命反応と次の敵を探した。
幻影旅団の糸使い
さっきから、なんだか嫌な予感がするね。
「どうした?」
「いや、ちょっと嫌な予感がしただけだよ団長」
「お前の予感はよく当たるからな」
「そうだぜ?」
団長にノブナガが聴いてきた。なら、答えようか。
「ここに留まると思うと、さっきから嫌な感じしかしないんだよ」
「それは、これに関係があるかも知れないね」
黒いマントを纏った小柄な奴、フェイタンが腕を持ってやって来た。
「それはウボォーギンの腕か?」
「多分、そうね」
「ウボォーギンの奴とまともに戦える奴がいるって事だよな?」
「そうね」
「なら、予定を繰り上げて戻るぞ」
団長が決定した時、空からウボォーギン本人が空から降って来た。
「なぁ、こっちに俺の腕が飛んでこなかったか?」
「飛んできたね」
フェイタンはウボォーギンの腕を私に投げてきたから、受け取ってやる。
「治療費は三千万でいいよ」
「治療費を取るのかよっ!」
「当然」
「マチ、頼む」
「団長の頼みなら……………仕方無い……………何あれ?」
私が観たのは、空へと昇る金色の炎の柱と巨大なオーラの力。
「ウボォーギン、報告をしろ」
「ああ、あそこにベレイドとエルネがいた」
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