転生×覚醒×襲撃@
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達するといわれているが…………ユウキのは出鱈目だな」
ボクのは索敵スキルだね。確かに半径五百メートルは凄いよね。
「次に、硬は、纏、絶、練、発、凝を複合した応用技。練ったオーラを全て体の一部に集め、特定の部位の攻撃力・防御力を飛躍的に高める技術で、凝の発展形とも言える。凝による強化との違いは、絶を併用してオーラをより強く集中するため、攻防力が桁違いに高いということである。その代わり、オーラを集中していない箇所はオーラが薄くなるのではなく絶状態になってしまうため、攻防力は凝の時よりもがた落ちする。
流は、凝の応用技で、オーラを体の各部に意識的に振り分ける技術。凝の時に説明したとおり、凝は他の部位の攻防力が落ちるのでリスクをともなう技術である。しかし、未熟な者はオーラを集中させるのに時間がかかったり、力んだ箇所にオーラが集中してしまったり、集中するオーラ量に加減がきかなかったりする。そうなると凝での打撃のつもりが凝が間に合わず素手での打撃になってしまったり、相手の攻撃を察知してからでは凝での防御が間に合わなかったり、フェイントをかけたつもりが本命の方にオーラが集まってしまっていてバレバレだったり、不必要にオーラを浪費してしまったり、という問題が起こるので気をつける様に。まぁ、それらを解決するため、凝を素早く行う技術や、凝に使うオーラを必要最低限の量でセーブする技術、複数箇所で同時に凝を行う技術などが求められる。これらを総称して流と呼ぶ。この流による攻防力移動は、念能力者同士の戦いにおいて基本であるとともに、奥義でもある」
結構あるんだね。やっぱり、練習しないと駄目だよね。
「ユウキがドラゴンをやったのは、周、硬、流になるわね」
「うん、意図的に武器に全部のオーラを集めたんだからそうなるよね」
あれ、バトルヒーリングってHPを一分間毎に回復するスキルだけど、HP=生命力=オーラなんだよね?
じゃあ、ボクって一分立つと使ったオーラがどんどん回復して来る?
「それじゃ、今日から出来る限り堅と流をして過ごしていきましょうね」
「それがいいな。ユウキのオーラの量は膨大みたいだからな」
ゲームじゃHP万単位だから、オーラの量も万単位だよね。
「うん、頑張るよお父さん、お母さん」
「それじゃ、私達はブラックドラゴンでユウキの装備を作ってあげるわね」
「そうだな。ユウキは何がいい?」
「細身の片手剣がいいかな…………九十センチくらいの」
壊れたり、盗まれたら大変だからね。
「分かった」
「ついでに、服も用意してあげるわね」
「ありがとう♪」
それから、ボクは常に堅をするようになった。
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