暁 〜小説投稿サイト〜
ALO×HUNTER×なのは
転生×覚醒×襲撃@
[5/15]

[1] [9] 最後 最初 [2]次話
ックドラゴンみたいに黒いオーラを纏い出し、自由に操れるようになった。
 そういえば、ボクってこの世界に生まれた時から、見ただけで大抵の事は出来るようになったけど、これもそのせいかな?

「くっ、早めに殺さねばならぬな!」

 ドラゴンはオーラを爪に集めて振り下ろしてきた。その一撃に中れば一たまりも無いと思える程、馬鹿げた量のオーラを纏っている。

「なるほど、こうやって操作するんだね」

 ボクは足にオーラを集めて地面を蹴ると、爆発音と共に二百メートル程バックした。そして、ドラゴンの爪が、さっきまでボクの居た場所に中り、土煙と轟音を発生させて百メートルもの巨大なクレーターを作り上げた。

「ん〜オーラを纏わせるだけで威力は格段に上がるんだね。 だったら……………………」

 ボクは剣にオーラを全て纏わせて、ドラゴンに向けて走った。
 そして、地面に突き刺さったままの腕を駆け上がって、ドラゴンの首にボクが放てる最大のOSSを放つ。

「マザーズ・ロザリオ!」

 これは、ALOで絶剣と云われたボクが開発したOSSで片手剣で、十字を描くように神速の十連続突き放ち、フィニッシュとして十字の交差点に強烈な十一撃目の突きを放つスキル。

「ギャァアアアアアアアアアア!」

 マザーズ・ロザリオは、予想通り衝撃波を発生させながら、ブラックドラゴンの首を十字に穿ち、最後のフィニッシュでブラックドラゴンの首を吹き飛ばした。

「よし、倒せた♪」

 腕はボロボロになって痛いけど、バトルヒーリングのお陰で放置しても問題ない。このバトルヒーリングは、10秒間立つと自動的にHPを回復してくれるスキルで、ボクは熟練度MAXだから回復量も高い。熟練度を上げる方法は、常に致命的なダメージを受ける事だったから苦労したよ。

「ドロップは何かな〜?」

 うん、いつまでたっても出てくるはず無いよね。とりあえず、持って帰ろう。



 ブラックドラゴンの死体をずるずると引きずって帰ったボクは、お父さんとお母さんに驚かれたけど思いっきり怒られちゃった。なんでも、このブラックドラゴンはプロハンターでも討伐は無理だったらしく、触らぬ神に祟り無しという感じに放置されていたみたい。いつもは、山頂にある洞窟の奥深くで眠っているらしいんだよね。

「まぁ、いい。これから、ユウキにはしっかりと念について勉強してもらう」

「うん、お願いします」

「まず、念とは自らの肉体の精孔(しょうこう)という部分からあふれ出る、≪オーラ≫とよばれる生命エネルギーを、自在に操る能力のこと。 念を使う者を≪念能力者≫と呼ぶ。 俺やリリス、ユウキもそうだ」

 あれが生命エネルギーなんだね。

「念の基本といわれる四大行、(テン)、絶(
[1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ