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ALO×HUNTER×なのは
転生×覚醒×襲撃@
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のままなんだよね。

「まぁ、嘆いても仕方があるまい。ユウキには力を付けてもらおう」

「うん。ボク、頑張るよ」

 それから、ボクはお父さんと修行を始めた。


 ボクがお父さんから言われた事は簡単で、ランニングや腕立て伏せなどの基礎トレーニングだ。だから、ボクは山の山頂で様々な訓練を行う。

「ん…………やっぱり、おかしいよね…………」

硬い岩を思いっきり拳で叩いてみると、轟音が轟き、岩が粉々に砕け散った。そして、殴った拳は全然痛くないの。

 これは、色々試してみようかな。その為、隠密や索敵などパッシブスキルをALOの感じで意識して起動すると、半径五百m以内の生物の気配や身体の奥底からあふれ出て来る力。

「…………やっぱり、ALOのユウキそのままの力を持っているみたい。 さっきは、パッシブスキルが勝手に発動したのかな?」

 それから、僕は色々と試していった。その結果、HPとMPなどステータスは見れないけど、ボクの身体能力は間違い無くスリーピング・ナイツのみんなにアスナを含んだメンバーでボスを攻略した時のまま…………つまり、ALOのMVPBOSS(最前線)を7人で攻略した時のステータスのままなんだよね。

「羽は無いけど…………飛べるかな?」

 ALOでインプだったボクは、存在しない翅を意識して動かしてみたけど無理だった。やっぱり、空は飛べないんだね。

「剣技はどうかな?」

 その辺に落ちている木の枝を剣に見立てて、ALOのSS(ソードスキル)をなぞってみる。結果、システムアシストは無いけど、魂が覚えているのか、そのまま出来た。当然、OSSも出来たけど身体が痛くなってきた。

「よし、今日は帰ろうかな」

 行きしは三時間かかったけど、帰りは三十分で集落に戻ってこれた。これらは全てパッシブスキルを意識して使った結果だ。パッシブスキルは偉大だね。




 家に戻ったボクはお母さんのお手伝いをする。前世じゃ、ずっと入院中だったから、親孝行が出来なかったんだ。だから、ボクは今度こそ親孝行をするんだ。

「じゃあ、今度は握ったお米に魚を切った切り身を乗せるの」

「お寿司だね」

「そうそう」

 お母さんと一緒にお寿司を色々作っていく。すると、お父さんの気配が一直線に家を目指してきた。

「ただ…………いま…………」

「「お帰りなさい」」

「ユウキ、お前…………何をした…………なぜ、円を使えているんだ?」

「お父さん、円ってなに?」

「知らないで円を使っているのか? いや、この距離は有り得ないが…………まぁ、いい。ユウキ、明日は山に居る魔獣を一人で狩って来てくれ。それ次第で、円について教えよう」

 この世界特有の技術かな?

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