戦闘校舎のフェニックス
第15話
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
はずだ」
自分が変態なだけにそういう想像は容易にできるみたいだ。同じ穴のなんとやら。
ゆえにそんな目に合わせたくないんだろう。
イッセーと部長の会話を聞くに当たりだったようだ。
「よくわかったね」
「それだけ一緒に居るということだ」
「・・・イッセー先輩マスター」
「・・・イヤな称号だ」
結果としてアーシアはイッセーと共に契約者のもとに向かった。
フォローするはずのイッセーがアーシアにフォローされながら向かったことは何ともいえないな。
◇◆◇
夜の部活動も終了し自宅に帰る。そして俺は魔法の練習をする。
ここ最近は『源力の湧泉』について調べながら練習をしている。
教会での一戦で一度に法力を出すことが出来ると判明しそれを練習しているのだが、うまくいかない。
ただ放つだけでも制御がうまく行かず、魔法として構築できない。
あの時はアンコールに法力を込めるだけだったからうまくいった。込めるだけで、銃と弾丸に刻まれた術式を構築し放つことが出来た。
要は武器に救われた。
だが武器に頼るわけにはいかない。本来ならアンコールもアゾット剣も今の俺には過ぎたる武器だ。
それらを十全に扱うには俺自身の技量を上げないといけない。
「朔夜君、携帯なってるよ」
練習をしていると部屋の外から祐斗がそういってきた。
時間は深夜だ。普通ならこんな時間にかける奴なんてそういないだろう。
携帯の画面を見てみるとイッセーの文字。
こんな時間に何の用だと出てみる。
「もしもし、なんだこんな時間に」
「さ、朔夜!メイドの部長がいきなり生でおっぱいできすを!!!!」
意味が分からない。先ほどイッセーマスターの称号を得てしまった俺でもこれは分からなかった。
落ち着いたイッセーの話を聞くと
部屋にいきなり部長が登場。
処女をもらってくれと要求。
そのまま裸になる。
もう少しのところでメイドが転移。
どうやらグレモリー家のメイドらしい。
そのまま話はなかったことになり二人は転移
転移の前に部長はイッセーのほほにキスをした。
そして混乱した頭のまま俺に電話した。
ということらしい。
「俺はどうすれば!!!」
「落ち着け、明日部員の誰かに聞けばいいだろう。朱乃さんなら知っている可能性が高いし」
正直、推測するにも情報がなさすぎる。部長の狂行が最近の変な様子から来ている可能性があるとしか分からない。
「取り合えず明日だ。じゃあ、また明日」
「あ、ああ。またな」
そういうと俺は携帯を切る。
また、何かが起こるのだろうか。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ