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ゲルググSEED DESTINY
第三十七話 雪原の烽火
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を中心としてゲルググG型の三機の二チーム編成で展開していく。

『アスラン、あのデカブツは任せた!俺達は足元の奴らを蹴散らす』

「ああ、わかった!」

『まあ、結局まだしばらくはお前さんと一緒ってわけだ。よろしく頼むぜ、相棒』

新たな任務に就き、新型の配備される予定だったマーレだが、本人の希望によりラー・カイラム配属で乗機をゲルググのままに戦場を共にするマーレ。
彼はデストロイの対応をアスラン達に任せ、MS部隊や艦隊、デストロイ以外のMAを潰しにかかる。新型MAであるユークリッドが現れたが、陽電子リフレクターを起動させる前にマーレのゲルググC型のバズーカ、ライフル、ミサイル、キャノンなどのフルバーストで撃ち抜かれた。
ラー・カイラムのMS隊の目を惹かせるための先制攻撃としては十分なものだったのだろう。敵MSやMAはすぐさま彼らに攻撃を仕掛け始める。金色の目立つ機体がいることも引き寄せられている理由の一つだろう。

『ロゴスの面々め!不意打ちとは騎士の美学に反するものだぞ!』

ザムザザーの砲撃を躱しながら一気に距離を詰め、クローをシールドで受け止めてそのまま専用ビームサーベルで突きの連撃を浴びせる。ザムザザーは陽電子リフレクターを展開させるが無意味とばかりに出力の高いギャンのビームサーベルが貫く。

『悪いが、落とさせて貰おう!』

アレックもルドルフのギャンに向かっていく敵を牽制しながらビームライフルでウィンダムやダガーの敵を撃ち落としていく。MA系統を狙わず、周りにいる敵MSを相手に一機ずつ、確実に倒していった。

『ただのMSやMAでこのリゲルグに追いつけると思わないで欲しいな』

フレキシブルバインダーを参考に設計されたリゲルグはその強力な推進力によって圧倒的なまでの機動力を誇り、敵に対して一撃離脱を繰り返していく。それを辛うじて防いだ一機のユークリッドもそのままリゲルグが接近し、ビームサーベルを引き抜いて切り倒した。
ウィンダムですら追いつくことが出来ず、その機動力に圧倒される。しかし、圧倒的な機動力を誇っているのはリゲルグだけではない。

『終わらせる、俺たちの手で!』

シンのデスティニーが光の翼を展開して一気にデストロイに向かっていく。それらを止めようとするMS隊が現れるがマーレの援護射撃によって道が開かれる。
アロンダイトを構え、光の翼が幻影を作りながらデストロイの攻撃を躱し、コックピットを貫く。パイロットはきっと、彼女が救ってやってくれと願った彼のような存在なのだろう。それを感じ、操縦桿を握る力が強くなる。彼らは被害者なのだ。この戦争の為にロゴスの非道によって作られた―――

『許すもんか、こんなことをさせる奴等、ロゴス―――お前たちなんかがいるから世界はッ!!』

「シ
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