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FAIRY TAIL −伝説の英雄−
第2話・マスターくる!
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〜魔導士ギルド【FAIRY TAIL】〜

「わぁ・・・大っきいね」

ギルドを見て言うルーシィ・・・

当たり前だ!

そこら辺のギルドに比べれば、飛び抜けてでかい・・・何故なら、我らが妖精の尻尾はフィオーレトップクラスのギルドだからな!

そんなことを思っている俺とは違い、3人は中へと入っていった。

「ただいまー!!!」

ナツは怖い顔をして入っていく・・・

「ナツ、ハッピーお帰りなさい!」

にこやかに言うミラとは対照的に、モブどもは大笑いして言った。

「またハデにやらかしたなぁハルジオンの港の件・・・新聞に載・・・て」

「てめぇ!!火竜の情報嘘じゃねぇか!!」

そういうのが早いか遅いか分からないほどの速度で殴り飛ばした!

相変わらず手が早いな・・・ナツ・・・

「あら・・・ナツが帰ってくると早速お店が壊れそうね」

そういいまた笑うミラ

「壊れてるよー!!」

ナツが注意を引いているうちに・・・

「ねぇハッピー・・・レイドがどこに行ったか知らない?」

「ギクッ!」

俺の心臓が高鳴る・・・

言うなよ!ハッピー!

「あい!後ろにいるよ!」

「え?」

「この・・・くそ猫が〜!」

「あ!ホントだ!・・・何で後ろに?・・・あ!そっか!後ろから抱きしめてくれるつもりだったのかしら?」

とびきりのスマイルを浮かべて俺を見てくるミラ・・・

何とかごまかす・・・

「そ、そうなんだ!い、今抱きしめようと思ったんだけど、近づく前に気付かれたか・・・なら今日は諦めて・・・」

ギュッ

俺の話の途中でミラが抱きついてきた。

「あの・・・ミラさん?聞いてました?俺の話」

そういうと、ミラは笑顔で言った。

「ええ!・・・でも残念・・・私は抱きしめられるのより抱きつく方が好きなの!・・・レイドの臭いとこの抱きついたときの肌触りが最高なのよね・・・」

おぉぉぉいぃぃぃ!!

おまえはいつからそんな変態になったんだ!ミラ!

昔はもっとツンツンしててかわいかったのに・・・

ま、まあ今もかわいいけど・・・

「帰ってくるたびに抱きつくのはやめてくんねーか」

「なんで?いいじゃない!」

良くない!周りの視線が色々痛いんだよ!看板娘が俺だけに抱きつくのはどうかと・・・

とか思ってるともう大げんかになってんな・・・まったくしょうがねえな。


「まともな人がほとんどいないじゃない!」

「私も同じ考えね・・・」

「だ、誰?」

急に話しかけられて驚くルーシィ

さすがヒナノ!全く気付かれることなく話しかけやがった!

「ヒナノ!帰ってたの!?」


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