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FAIRY TAIL −伝説の英雄−
第1話・妖精の尻尾
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シを奢ってくれた。

「私はルーシィ!よろしくね!」

「あい!」

「ナツとハッピーにレイドだっけ?」

「あんふぁいいひふぉら(あんた良い人だ)」

「ナツ、口の中カラになってから喋れよ!行儀が悪い!」

「分かったからゆっくり食べてね。」

その後、ルーシィの夢?を聞いていたが、どうやらウチに入りたいらしい・・・

良いところだが、こんな普通の子が来たりしたら、命が足りないな・・・

「じゃああたし行くね。ここの払いはおいて行くから」

・・・なに!?

「ありがとーーー!!」

「奢って貰った以上は仕方ないか・・・ありがとう!」

2人揃って土下座をするのだった。

その後俺達は、散歩をしていた。

「プハッ・・・食った食った。」

「あい!・・・そういや、サラマンダーが船上パーティーするのってあの船だったよね?」

急にハッピーが遠くにある船を指さし言った。

「ああ」

「ねえ。あの船だよね。フェアリーテイルのサラマンダー様の船って」

「あーあ、あたしも行きたかったな〜」

なに!?・・・あいつがフェアリーテイル?

「行くぞ!ナツ!」

「おう!」


〜船内〜

「奴隷になって売り飛ばされんだよ!お嬢ちゃん!」

「(なにがフェアリーテイルよ・・・最低の魔導士じゃない!!!)」

ルーシィの目から涙が落ちた・・・

その時!!

ズガアァアァアァン!!!!

「女の涙が落ちる音がした!!」

「ナツ!レイド!」

俺達が格好良く着地したかと思うと・・・

「う、うぅぅぅ・・・」

「酔うのかよ!!」

「えっ!?かっこわる!!」

酔っている姿を見て、落ち込む俺達・・・

「だからいいって言ったろ!俺1人で充分だって・・・」

俺達が話している間に、ハッピーはルーシィを連れて出て行った。

「ナイスだハッピー・・・後で魚を買ってやる。」

若干キレ気味のレイドにビビっている男達。

「ここでお前をつぶすのも良いが、それだと後でナツが五月蠅いしな・・・さて、どうしたもんか・・・」

俺が話していると、急に波が押し寄せてきて船を港へ運んだ。


〜港〜

「俺はフェアリーテイルのナツだ!だがお前なんて見た事ねえ!」

「ほほほほ本物!まずいっすよボラさん!」

「バカ!その名で呼ぶな!」

「魔導士ボラ。確かどっかのギルドを追放されたって聞いたが・・・」

「く、くそっ!ばれたか!」

慌てるボラ・・・

「お前が善人だか悪人だか俺はそんなことには興味はもたねぇ・・・だがてめえは1番語っちゃいけねえギルドを語っちまった」

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