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【ネタ】 戦記風伝説のプリンセスバトル (伝説のオウガバトル)
04 月夜の晩に ガラスのカボチャ デネブのカボチャ の裏で
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ぼちゃのお化けの存在に心奪われたデネブは、私の条件に賛同したのだった。



 デネブとの休戦締結について、批判がなかった訳ではなかった。
 ただ、ゼノビアへの進撃を目前に、背後を襲われないという理由を理路整然と述べるとその批判も尻すぼみとなる。
 そして、デネブを生かした批判はあっさりと解決する事になる。
 彼女から買い上げたパンプキンヘッドによって。
 ガラスのカボチャが無いので、派手にぼったくられたが。

「これ、便利よね。
 こいつらが荷物を運んで、くれるんだから」

「けど、敵はこいつら目掛けて襲ってくるのはどういう事だ?
 まぁ、殴りたい顔ではあるが」

「オデットにスザンナ。
 まだ分からないの?
 敵に対する格好の囮よ。
 こいつら」

「「あ!?」」

 こうして、後背地の安全を確保した反乱軍はその勢力を拡大し、守備隊2000を残し3000の兵にて王都ゼノビア奪還の兵を起こす。
 守るは、ハイランド四天王の一人、クアス・デボネア。
 序盤最大の山場である、ゼノビア攻略戦の幕が気って落とされた。
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