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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜青年と機動六課物語〜
第19話『それは不思議な出逢いなの? 2』
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んだ……ねぇ、自己紹介しない?」

フェレット「え、うん」


 フェレットが頷くと少女は「コホン」と軽く咳払いをする。


なのは「私、高町なのは。小学3年生、家族や友達からはなのはって呼ぶよ」

ブレイブハート[やはり、高町なのは一等空尉でしたね]

カズマ『まあ、面影があるからな…』


 まあ、俺の知ってるなのはさんも結構童顔だからな。


ユーノ「僕は、ユーノ・スクライア。スクライアは家族名だから、ユーノが名前です」

カズマ『ユーノ・スクライア……どっかで聞いたことあるような…』

ブレイブハート[無限書庫の司書長ですよ]

カズマ『ああなるほど、だから聞いたことがあったのか』

なのは「ユーノくん…か、かわいい名前だね。えっと、あなたは?」

カズマ「え?あ、ああ。俺はカズマ・キサラギ。キサラギが家族名で名前がカズマ」

なのは「カズマさんですか、良い名前ですね」

ユーノ「すみません、なのはさんとカズマさんを巻き込んでしまって…」


 ユーノさんが申し訳なさそうに頭を下げるそれを見たなのはさんは抱き上げる


なのは「別に気にしなくて良いよ。私が勝手に手伝っただけだし。それと、私のことはなのはって呼び捨てでいいよ」

カズマ「ユーノさん気にしなくていいよ。あ、俺のこともカズマでいいですよ」

ユーノ「ありがとう、カズマ、なのは」

なのは「うん!」


 名前を呼ばれ笑顔で頷くなのはさん。それを見て、バリアジャケットを解除する。


カズマ「さて、家まで送るよ。こんな夜中に女の子を一人で帰らせる訳にはいかないしな」

なのは「あ、はい。ありがとうございます、カズマさん」









 ◇◇◇◇◇









なのは「あ、ここです。ここが私の家です」


 公園からしばらく歩くと結構でかい家にさしかかるとなのはさんが指をさして教える。てか、でか〜……。


カズマ「それじゃあ、俺はここで」


 そう告げると身体を反転させ来た道を戻ろうとする。


なのは「あ、あの!待ってください!」


 呼び止められ、再びなのはさんの方を向く。


なのは「あの……もし、よかったら今日は家に泊まっていきませんか?助けてもらったお礼もしたいですし」

カズマ「え、でも……」

なのは「お母さん達には私から説得します。だから…」

ブレイブハート[ここまで言われたら断れませんね]

カズマ『……だな』

カズマ「それじゃあ、お願いしようかな。でも、無理しなくていいから、駄目なら駄目で構わないから」

なのは「は、はい!任せておいてください」


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