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戦術と新らしきもの
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おお!!」

そしてそのまま舌を振るって柱から無理やり落とすと受身を取ってダメージを最小限に抑えて着地する。そして、そのままボスモンスターの足元に四発発砲する。するとボスモンスターは右に飛んで回避するがその床の出っ張りによって弾丸は右と左に二発ずつ分かれて弾かた。そして右のニ発はボスモンスターの足に当たる。

「ぐるおおおお!!」

 そして残りの二発は床に弾かれた後更に柱に当たって更に柱に向かう。そして五回弾かれたあと、逆方向のボスモンスターの体を貫いた。

「正直、もう倒れてくれよ。俺のとこの弾丸もう後ホローポイントが15発と普通の弾13発、それとM500の弾丸も後6発と手榴弾一個しか残ってないんだからよ」

 そう呟きながら、ベレッタの弾丸をホローポイントに入れ替えて接近する。ホローポイントは先端が窪んだ特殊な弾で敵に当たると先端の形状がきのこのかさのように広がって殺傷能力を高めるものだ。実際にこんな弾があるらしいがその撃たれた時の傷は本当に頭が割れたようで気持ち悪いらしい。

 それと同時にそれは地面に撃てないためもう片手に持っているM500を先に三発撃つ。それももちろんボスモンスターを狙わずに床や柱を狙う。ボスモンスターはその複眼の動体視力を使ってその弾丸を目で追おうとするが弾丸は三発もあるのだ。それを全部目で追うことなど不可能。しかしボスモンスターはゆえにアルゴリズムにしたがって柱を壊す。その弾丸の軌道を変えるために。だが、そのせいで自分の真正面にいる敵の姿を見失う。

「少しは頭を冷やしたほうがねえか?」

 崩れた柱の下をスライディングしながら出てくるとそう言いながらベレッタとM500を構える。そして大きく口を開けてこちらに酸を吹きかけてきそうな顔に向けて銃口を向けて発砲する。その顔面に銃弾がM500の弾丸を三発、ベレッタの銃口からは5発も食い込んでいった。そのせいで酸を吐かれずに済む。そしてそのままボスモンスターの下を通りながらベレッタのマガジンが空になるまで撃つ続けた。そして抜け出したと同時に触手の攻撃が襲ってくるがそれを柱の影に逃げて回避する。

 だが、それを読んでいたのかすでにその柱に向けてボスモンスターは突進してきてそのまま柱ごとへし折って自分に攻撃した。

「そんなのありかよ!?」

 回避も間に合わずに、そのまま後ろに飛ばされて柱に激突する。

「痛ってー……」

そう呟いて瞬間に刃物が自分のをはさんでいることに気付いた。ボスモンスターはすでに勝ち誇ったようにこちらを見ていた。

「ぐるおおおおおお!!」

 自分が勝った、そういいたいような感じで自分に向けて吼える。臭い息や唾液のような少し黄色い何かが自分の顔に当たる。その瞬間は、自分のストッパーの一つが外れたような
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