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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第132話】
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オープン・チャネルによる会話が飛んでくる。
……プライベート・チャネル使ってくれよ、これも二人が周りを見れてない結果だろう。
他の生徒は、テストしないといけないのに気になるのか皆が篠ノ之の【紅椿】を見ていた。
「じゃあ刀使ってみてよー。右のが『雨月』で左のが『空裂』ね。武器特性のデータ送るよん」
そう言い、篠ノ之博士は空中に指を踊らせる――。
武器データを受け取った篠ノ之は、二振りの刀を同時に抜き取る――。
「親切丁寧な束おねーちゃんの解説つき〜♪雨月は対単一仕様の武装で打突に合わせて刃部分からエネルギー刃を放出、連続して敵を蜂の巣に!する武器だよ〜。射程距離は、まあアサルトライフルくらいだね。スナイパーライフルの間合いでは届かないけど、紅椿の機動性なら大丈夫」
篠ノ之博士の解説に合わせて、篠ノ之が尽きを放つ。
そして、右腕を左肩まで持って構え――そこから突きが放たれると同時に、周囲の空間に赤色の粒子が光の球体に収束、それが順番に光の弾丸となって空に漂う雲を穴だらけにした――この辺りは航空機飛ばないからまあ多分大丈夫だろう。
「次は空裂ねー。こっちは対集団仕様の武器だよん。斬撃に合わせて帯状の攻性エネルギーをぶつけるんだよー振った範囲に自動で展開するから超便利。そいじゃこれ撃ち落としてみてね、ほーいっと」
言うなり、篠ノ之博士は迷惑を省みず、何と十六連装ミサイルポットを呼び出す――光の粒子が集まり、形成されるや一斉射撃――だがおよそ空中100メートル程の所でミサイルが爆散――破片もレーザー射撃によって全て灰になって消えていく。
篠ノ之も他の皆も何が起きたのか解らず、ぽかんとしていると篠ノ之博士が――。
「……またお前か銀髪、箒ちゃんの邪魔ばかりして!」
「……………」
そう、俺が犯人だ――というか、迎撃モードでオンラインになっていた八式・天乃御柱による自動迎撃の結果なんだが。
「どうもすみません、お邪魔して。システムはもう切っていますのでどうぞ迷惑がかからないようにテストを続けてください」
そんな感じで平謝りする俺の態度が気に入らなかったのか、突如――。
「……ふーん。お前、いい度胸だな。――箒ちゃん、今から模擬戦の準備――相手は、あの銀髪だ」
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