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遊戯王GX ~Unknown・Our Heresy~
第9話 制裁デュエル! 闇と異星の攻防
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遺跡の中へと入って行き、遺跡内の仕掛けを破壊して爆発を起こし遺跡は崩れ去って行った。

これで、デプレのフィールドは完全にがら空きになった。

「これで止めだ! ダーク・アームド・ドラゴンでダイレクトアタック! ダーク・アームド・パニッシャー!!」

『グウォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!』

ダーク・アームド・ドラゴンは咆哮を轟かせながら右腕を振りかざし、その腕に漆黒のオーラを纏わせた。

そして、その腕を勢いよくデプレ目掛けて振り下ろした。

振り下ろされる腕を見つめ、デプレは目を瞑りフッと微笑を浮かべた。

ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!


デプレ LP1900→0


激しい爆音とブザーが会場に響き渡り、デュエルが終了を告げた。

爆音と共にソリッドビジョンが消えて行く。

「アンビリ〜バブ〜!? ししし、勝者! シニョ〜ル相原なノ〜ネ!!」

雪鷹がペガサスミニオンを倒した事に、クロノスは驚愕しつつも会場に勝利のアナウンスを響かせた。

そして、それと同時に会場に轟音が轟いた。

『うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!』

雪鷹の勝利に観客たちが雄叫びを上げた。

「すっげぇ! ペガサスミニオンに勝っちまったぜ!!」

「凄いデュエルだったぞ!!」

「いいぞ! 相原!!」

雪鷹の勝利に興奮し歓喜の声を上げる者たち。

「ペガサスミニオンに勝っただと!?」

「半端者のイエロー如きが、ペガサスミニオンを倒した・・・・」

「チッ、生き残っちゃった」

雪鷹の勝利に愕然とする者、退学免除に残念がる者の声を歓声の中には混じっていた。

そんな者たちの言葉を無視し、雪鷹はデプレの許へと歩み寄って行った。

「いいデュエルでした」

そう言って雪鷹はデプレに握手を求めた。

「嗚呼、こちらこそ」

差し出された手を掴み、デプレは微笑を浮かべながら握手に応じた。

握手を交わす2人に会場から拍手が送られた。

「それじゃ、勝ったから教えてくれないか? 噂ってやつを」

握手を解き、デュエル中にデプレが度々零していた噂という単語の意味を改めて雪鷹はデプレに訊ねた。

訊ねる雪鷹の視線は先ほどよりも鋭く、鋭利な物に変わっていた。

その視線にデプレは一瞬気圧されるものの、直ぐに微笑を浮かべ直し口を開いた。

「最初俺は、このデュエルの依頼を受ける気はなかった。たかが生徒とのデュエルなどする価値は無いと思っていたからだ。だが、そんな時、ペガサス様からある情報をお聞きした」

「情報?」

デプレの言った情報という単語を復唱する雪鷹。


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