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遊戯王GX ~Unknown・Our Heresy~
第9話 制裁デュエル! 闇と異星の攻防
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の目に飛び込んできた。

「すごい・・・・あの状況から、一気に大逆転した・・・・」

目の前で起こった事に明日香は信じられないと言いたげな表情を浮かべた。

そんな明日香の隣に座っているモモエとジュンコも同様の表情を浮かべ、空いた口が塞がらないと言った状態で固まっていた。

「これで相手を守る者は何もなくなった!」

「行っけぇ! 雪鷹!」

明日香たちとは違い、十代と翔はこれで雪鷹の勝利だと椅子から立ち上がり歓喜して声援を送っていた。

「なんてモンスターなんだ・・・・。墓地に闇属性が3体のみの場合に特殊召喚できて、墓地の闇属性を除外する事でフィールドのカードを制限無しに破壊する効果。面白い・・・・」

三沢はフィールドに存在するダーク・アームドを観察し、その効果に冷や汗を流すが、どうやってこのモンスターを攻略するかという事に楽しさを感じていた。

モンスターが居なくなったデプレのフィールドを見つめ、雪鷹は静かに呟いた。

「アンタ、言ったよな。俺の実力はこの程度かって」

その言葉にデプレは恐る恐る雪鷹へと視線を向け直した。

デプレの視線の先には、前髪で目元が隠れた雪鷹がこちらを向いて佇んでいた。

その姿勢にデプレは言いようのない恐怖感を感じ、全身を震えが走り抜けて行った。

「俺の実力は、こんなもんじゃないよ! リバースカードオープン! 《異次元からの埋葬》!!」

「何!?」




異次元からの埋葬
速攻魔法(制限カード)
ゲームから除外されているモンスターカードを3枚まで選択し、
そのカードを墓地に戻す。




「このカードは、ゲームから除外されているモンスターを3体まで墓地に戻す事が出来る! 俺は、ゲームから除外されているネクロ・ガードナー3枚を墓地に戻す!」

そう言って雪鷹は自分のポケットにしまっていたカードを取り出し墓地に戻した。

これで雪鷹の墓地には、闇属性モンスターが5体。

デプレのフィールドには魔法カードが2枚。

デプレの額を汗が流れ落ちて行った。

「ダーク・アームド・ドラゴンの効果発動! 墓地のD.Dクロウを除外して、Aゾーンを破壊する!」

ダーク・アームドは、今度は両腕を勢いよく振り上げ、お腹にもある刃を空目掛けて撃ち放った。

パリィィィィィィィィィィィィィィィィン!!

放たれた刃は天を切り裂き、フィールドを包み込んでいた異空間の空がガラスの様に砕け落ちて行った。

「さらにネクロ・ガードナーを除外して、コードAを破壊する!」

ダーク・アームドは、振り上げた両腕を勢いよく振り下ろし、肩の刃を遺跡目掛けて撃ち放った。

ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!

放たれた刃は
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