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遊戯王GX ~Unknown・Our Heresy~
第9話 制裁デュエル! 闇と異星の攻防
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て雪鷹は嬉々とした表情を浮かべデュエルフィールドへと向かって行った。
会場には、先程の十代たちのデュエルで興奮した生徒たちの雄叫びにも近い歓声が轟いていた。
会場に雪鷹の姿が現れると、歓声がさらに激しく轟く。
その歓声の中には、雪鷹の存在を疎ましく思う者たちのバッシングがチラホラと混じっていた。
そんな三者三様の声が飛び交う中、雪鷹はデュエルフィールドに上がって行った。
デュエルフィールドには、既に雪鷹の対戦相手が待っていた。
その姿に、雪鷹は目を見開いた。
雪鷹の前に立つ男。
黒のシャツに黒のパンツを履いた全身真っ黒な格好。
刺々しさを感じさせる黒髪に睨みつけるような眼つき。
まるで獲物を捉えた獣のようだ。
雪鷹はその男に見覚えが有った。
この世界に登場しなかっただけに、雪鷹の驚愕は大きかった。
そんな雪鷹を余所に、クロノス教諭がアナウンスを始める。
「それデ〜ハ! これヨ〜リ! シニョ〜ル相原のデュエルを始めるノ〜ネ!!」
『うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!』
クロノス教諭のアナウンスに煽られ、観客の生徒たちが歓声を轟かせる。
「シニョ〜ル相原の対戦相手は、ななな、なん〜ト! あのデュエルモンスターズの生みの親! ペガサス・J・クロフォード氏が引き取った身寄りのない子どもたち、ペガサスミニオンの1人! デプレ・スコットなノ〜ネ!!」
『うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!』
ペガサスの名を聞いて、先程のデュエルからの興奮が冷めやらぬ生徒たちのテンションが更に上昇していき、フィールドに轟音の様な歓声が轟いた。
紹介されたデプレは無言のまま雪鷹の事をジッと見つめていた。
それに応じ雪鷹も無言でデプレを睨みつけた。
2人の視線がフィールドで交差する。
「それデ〜ワ! デュエル、開始なノ〜ネ!!」
その言葉を合図に、2人が同時にデュエルディスクを展開していった。
「「デュエル」」
雪鷹 LP4000
手札 5枚
フィールド 0
デプレ LP4000
手札 5枚
フィールド 0
「俺の先行。ドロー」
掠れた声でデプレが冷淡な口調でデッキからカードをドローした。
「俺は、モンスターをセットし、カードを1枚セットしてターンエンド」
デプレ LP4000
手札 4枚
フィールド モンスター セット1
魔法・罠 セット1
デプレの初手は控えめだった。
どうやら様子見のようだ。
さぁ、どう動く?
そう言いたげな視線が雪鷹を射ぬく。
「俺のターン、ドロー!」
デプレとは違い、雪鷹は語尾に少々
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