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インフィニット・ア・ライブ
第十二話「転入生~Rinin Fan~」
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中国某所

チュンチュン

 小鳥のさえずりや風で木々が揺れる音以外が聞こえない自然の中に、一人のツインテールの少女が座禅を組んで瞑想していた。
 時々、鳥が泊まったりするが少女の姿勢が崩れることはなかった。

ザッザッザッ

 不意に足音が聞こえ、少女に泊まっていた鳥達は一斉に羽ばたく。

「こんなところにいましたか。探しましたよ」(※中国語)

 木々をかき分けて出てきたのは、スーツ姿でクールビューティーの言葉に相応しい雰囲気の女性だった。

「なんの用?」(※中国語)

 女性に話し掛けられても目を開けず、そのままの姿勢で少女は尋ねる。

「IS学園に行ってください。あと、瞑想するなら携帯の電波が入るとこでやってください」(※中国(ry)
「なんであんなぬるま湯に行かなくちゃいけないのよ。あいつが行くというならまだしも。そもそもIS同士で通信できるから、それ使えば速いじゃない」(※(ry)
「二人目が見つかりました。名前は、一夏・ウェストコット。貴女の言う、『あいつ』ではないのですか?」(※Chinese)
「ちょ!?」(※ちゅうごk)

バシャン!!

 予想外な名前が出てきただけでなく、その人物が予想外な行動に出ていたことで精神が乱れたのか、片足を座禅を組んでいた池の水面から水中に突っ込んでしまう。

「なんでアイツが!?」(以下略)
「ここに詳しい資料がありますよ」
「見せて!!」

 水面に立つと、岸まで走って移動し、女性から端末を受け取って覗き込む。
 しばらく熟読していた少女は、何かを決意したらしく顔を上げた。

「決めた!IS学園に行くわ!!」
「そう言うと思って、全て用意してあります」

 少女の言葉を受け、状態がカバンの中から大量の書類を取り出した。

「な、何それ……?」
「編入に必要な書類一式です。さあ、早く書いて下さい。ハーリィー、ハァァァリィィィ!!」
「嘘だッ!?」

 少女の絶叫が響き、周囲の木々から鳥達が一斉に飛び上がった。


 

第十二話「転入生 ~Rinin Fan~」




「クラス代表戦の結果、代表は織斑に決定した」
「「「「「エェ!?」」」」」
「先生!なぜ一夏くんやセシリアさんじゃダメなんですか!?」
「そうです!織斑くんを出したら負けます!!」
「優勝ムリ。スウィーツのタダ券もらえない」
「オワタ」

 一夏はチラリ、とボロクソに言われる千夏の様子を伺うと、あくまで冷静を保っているように見えるが、シャープペンの芯を出しては折り、出しては折るのを繰り返していたことから、内心穏やかではないと推測した。

「理由だが、オルコットとウェストコットが戦うと、アリーナが壊れる。一番酷
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