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黒と白の誘惑
いじめ
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黒と白の誘惑

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「えーいよいよコンクールの前日となった。」北嶋先生はとてもはりきっている様子だ。
麻耶華はずっとこの日を待ち望んでいた。
「年に一度のコンクールだもんね!!がんばろ!」麻耶華はぽそりと心の中でつぶやいた。
「なのできょうは最後の練習だ!パートに移ってくれ。」先生はそう言い残して教室を後にする。
麻耶華はまた嫌なため息をついていた・・・
「あらぁ浮かない顔ねぇ!蒼井さん!!」青山優希乃が言う。
麻耶華は黙っている・・・
楠井圭悟と高岡直之が声をそろえて「シカトしてんじゃねーよ!!」と言った。
すると直之が麻耶華に顔を近づけて「あれぇぇもしかして俺らのことが怖いのか!知ったこともありゃしねーなぁ!俺らは学年トップだぜ!最後から3番目くらいのやつにシカトされる権利なんかねーなぁ」直之は言ったあと、眼鏡をくいっと持ち上げて高笑いをしながら廊下に出ていった。
「ははは!!!!無造作なお前を見るのが嫌で嫌でたまらないんだよ(笑)」直之は麻耶華を貶し始めた。
「いや!!私はあなたたちのお人形じゃないわ!!」初めて麻耶華が直之に逆らった
「はぁああああ!?ふざけんじゃねーよ!」直之は裏がついに出てしまったようだ。
麻耶華は泣く・・・いつまでもなく・・・
これはいつまで続くのだろうか・・・
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