暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜黒の剣士と紅き死神〜
一周年記念コラボ
Cross story The end of world...
〜第二層〜
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
蝋燭以外の明かりで照らされつつある階段を昇りながら、そんな事を考えた。





______________________________






第二層・《黒羽の間》

「……って書いてあるな」
「「「………………」」」

絶句である。無理もない。さっきのチェス版の間(仮)には看板は無く、いきなり襲われた。今回は親切にも階層名と広間の名が書いてあり、さらには中央部まで進むと説明書きまで書いてあった(先程から絶句している理由の1つに、それらが『日本語』で書かれているのもある)。

曰く、正面の扉を開けるには4つの鍵が必要。鍵はそれぞれ守護獣がいる。倒して手に入れろ。

あ、ちなみに守護獣は1人1体相手をするようにby魔女様


この広間には5つの扉がある。正面に最も大きな扉、多分これが次の階層に行く扉だ。残りは左右に2つずつで、その先は暗くなっていて見通せない。

「舐めてるな、この魔女ってやつ……」
「何歳かな?」
「訊いてみろよ、レン」
「……怖いもの知らずのレイにーちゃんが訊いてくれるよ」
「やだよ」

緊張感ゼロの会話をしながらじゃんけんでそれぞれが向かう扉を決める。結果、



リンVS守護獣第一翼《大鴉(レイヴン)
ゲツガVS守護獣第二翼《鷲獅子(グリフィン)
レンVS守護獣第三翼《黒龍(ジャバウォック)
レイVS守護獣第四翼《(アウル)


ちなみに守護獣達の総称は『黒き翼を持つもの』と言うらしい。

4人の異端者達はそれぞれの扉の前に立ち、互いに頷き合う。

それは必ず生きて帰ってくるという誓い。体の向きを変え、歩き出す。

4人の異端者を迎え撃つのは『因果』司る守護神獣。

彼らもまた、『異世界』からの訪問者である…………。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ