着けるべきケリ〜
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・・・」
「アリス、左だ!」
今度は白い服を着た男だ。
「上海!蓬莱!」
人形を使うが、間を縫われ、接近を許す。
「白夜殲滅剣!」
「ぐっ・・・!?」
そして・・・吹き飛ばされた少女二人に矢が降り注ぎ・・・その身を串刺しにした。
「奇跡が・・・起こらな・・・かっ、た・・・」
「私が、こんな・・・とこで・・・」
そして・・・二人とも無数の光となって、“消滅”した。
「早苗!」
「アリス!」
二人は叫びながらも背中を預け合う。
「おいおい・・・まさか今のが異変の正体か・・・?」
「そうっぽいわね・・・まったく、面倒臭いったらありゃしないわね」
再び矢と男達が迫ってきた時、声が響いた。
「アクセルシューター!」
「ハーケンセイバー!」
「バルムンク!」
魔法の攻撃が全てを纏めて吹き飛ばした。
「霊夢さん!無事ですか!?」
「え・・・あ、あんたもしかしてなのは?なんか色々デカくない?」
高町 なのはは少し笑う。
「外史間での時間の流れは共通ではありませんから・・・」
「なのは、時間がないよ。急がないと」
「うん、わかってるよ、フェイトちゃん」
なのはは霊夢に向き直る。
「霊夢さん、力を貸してください。このままじゃ幻想郷だけじゃなくて外史が危ないんです!」
「・・・外の世界にまで関わる気は・・・」
「お賽銭、入れますから」
「・・・仕方ないわね」
「軽っ!?えらい手の平返しやなぁ・・・」
「霊夢は金が命みたいなもんだからな・・・」
「・・・行きましょう。必ず勝たないと・・・必ず、ヴィヴィオ達の仇を・・・」
「なのは、落ち着いて」
「せや、敵討ちをしたいんはなのはちゃんだけやないんやで」
「うん、大丈夫。取り乱したら、相手の思う壺だから・・・」
「とにかく、どうやって外の世界に行くんだ?」
魔理沙が訪ねるとまた新しい声がした。
「・・・私たちが連れていくわ」
空間が開き、現れたのは身の長を越すかもしれないライフルを抱えた水色の髪の少女と、剣を腰に下げた紫がかった長い黒髪の少女だ。
「・・・誰よ、アンタたち」
「そうね。まずは自己紹介から」
ライフルを降ろしながら少女は言う。
「私は今、大澤 亮と五十嵐 咲がいる世界・・・ソードアート・オンラインの世界の傍観者、シノンよ。それでこっちが・・・」
「ボクはユウキだよ、よろしくね!」
「はぁ、長い1日になりそうだぜ・・・」
魔理沙のぼやきには誰も答えなかった・・・・・・
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