着けるべきケリ〜
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ないかと。その時、アスナとキリトはどうなってしまうのか・・・いや、今はそんな想像はいい。今は・・・アスナに会いたい。気付けばわたしは病室の前にいた。知らずの内に亮に任せっきりだったようだ。
「・・・」
耳を済ませば、和人と明日奈の声が聞こえた。無事なんだ。それを理解した瞬間、張り詰めていたものが切れ・・・倒れた。
「咲!?おい、咲!?おいっ!」
ふと目の前に・・・“俺”がいた俺はわたしに向かって呟く。
“まだ終わりじゃない”
それを聞いて・・・わたしはゆっくり目を閉じた・・・・・・
???〜
・・・どこかの世界の荒野。そこで四人の少女が戦っていた。
「まったく・・・休む暇もないわね・・・」
「霊夢!口動かすより手を動かそうぜ」
「その言葉、貴女にも言えるわよ、魔理沙」
「ま、まぁまぁアリスさん・・・」
「次!右から来るわよ、早苗!」
彼女達に無数の光の矢が降り注ぐ。
「秘術『グレイソーマタージ』!」
「魔符『アーティフルサクリファイス』!」
東風谷 早苗、アリス・マーガトロイドの技が光の矢を消していく。
「こっちも行くぜ!恋符『マスタースパーク』!」
「蹴散らしてやるわ!霊符『夢想封印 散』!」
霧雨 魔理沙と博麗 霊夢もそれに続く。みるみる矢の数が減り、遂には全てなくなった。
「ま、楽勝ね。スペルカードもまだあるし・・・」
「しっかし、紫はなんでこんなとこまで連れてきたんだ?」
魔理沙の言葉に霊夢は溜め息をつく。
「“異変”だって言ってたでしょ?最近、種族を問わずに忽然と“消える”ことがあるらしいのよ」
早苗が頷く。
「人間の里でもその話題で持ちきりです。それに・・・」
「知ってるわよ。慧音とか、文も連絡が取れないんでしょ?」
アリスは人形の様子を見ながら呟く。
「・・・変ね。そんな異変聞いたことないわ」
「ていうか異変の殆どが聞いたことないわよ。レミリアの時といい幽々子の時といい・・・」
「・・・っと、お喋りは後だぜ。・・・次が来た」
再び無数の矢が空から迫る。
「私たちなら大丈夫です。次も・・・」
だが、霊夢は叫んだ。
「っ、違う!早苗、前!矢は囮よ!」
「え・・・!?」
早苗の目の前に黒い服を着た二刀流の男が迫る。
「バーチカル・スクエア!」
「きゃあ!?」
四連撃を防げずに切り裂かれ、早苗が吹き飛ぶ。
「な
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