6部分:第一幕その六
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手で額に手をやった。
「起こるのかしら」
「流石にこれはわしも考えなかったのう」
バジーリオも言葉がない。
「よくもまあこんなことが起こるものじゃ」
「どうも」
ケルビーノは椅子の中で小さくなっていた。
「お邪魔しています」
「お邪魔ではないわっ」
流石に呆れて先程までの怒りはない伯爵だった。
「こんなことばかりではないか、御前は」
「気のせいです」
「気のせいではないっ」
結局怒りは元に戻った。
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