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ロザリオとバンパイア〜Another story〜
第19話 再開 果された約束
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のせいか…… やっぱり。)



ジャックは軽く失笑していた。
















「そういえば 不敗さんや御子神さん達には会ったの?彼らも心配してるんだからね!」

アカーシャが聞いていた。

『はは……、 …いや 彼らにはまだあってないよ。何よりもまず 君に会いたかったからな?』

この一言で アカーシャは再び顔を紅潮させた。

「もう!からかわないでよ!!」

『……ははは、嘘じゃないのにな。でも君を一目見れて良かったよ これからは 君にも会えたことだし 今後は、ちょっと人間界へ行こうと思ってる。その時に、彼ら…2人にも会ってくるさ。』

今後についてをアカーシャに伝えた。

「人間界へ?どうして?」

アカーシャが聞き返した。

『……いつかは、 人と妖しは共存できるっていうのを信じてるんだ俺もな…… だから 彼らの陰と陽を長い時間をかけてみたいと思ってな。』

……御子神たちに会いに行こう 陽海学園編に突入って事だ。

「あはは……貴方らしいわね…… 良いとこだけじゃなく悪いところも余すことなく見たいなんてね……。」

側面しか見ていない人間と妖しが多いが故に人間と妖しは幾年月もいがみ合っているのだ。

「それは…素晴らしいことだと思う…… 私も一緒に…… その…見たいけど……」

顔が少し曇る。

『今……君には かけがえの無い護るべき家族がいるじゃないか……。 今はその時じゃないさ』

微笑みかけながら話す。

「そうね。今は無理でもいつかは……ね。」
       
『……地下の≪アレ≫に関する 問題もあると思うが…… いつかは 君もモカちゃんたちとでも見て見たらいいさ。』

ジャックは外を眺めながらそう言う。

彼も感じていた。

この地に、間違いなく≪アレ≫の気配を感じると。死しても尚今だ荘厳さを感じている。



「……やっぱり 分かってたのね 家の地下のこと」

『……ああ、勿論。アイツは……アイツの事はよく解る。』



ジャックは頷いた。






そして………

『じゃあ そろそろ俺は行くよ。一茶に会えなかったのは残念だが、よろしく伝えておいてくれ。』

「ええ、わかった……」

少し暗い顔をしたアカーシャが……。

『アカーシャ……。 いいか…俺は…生きている。前と違ういつでもって分けにはいかないが、また会えるさ。それは…間違いない。』

アカーシャに笑いかけた。

「……ふふふ やっぱり貴方は変わらないわね。 ……いってらっしい 気をつけてね。 また……また 会いましょう。 そうだ!…
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