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銀河鉄道物語 リリカルな異世界[地球]
第二次宇宙戦争
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陽系第三惑星地球に到着します。』
そして駅に着くと絶対SDFが待ち受けているはず。
この人たちをあの人たちに渡したくない。
だってあの人たちは私の・・・何だったの?
私は疑問に思いながらも放送を続けた。
『JR本州連絡線ご利用のお客様は13;36発沼津行き一番乗り場。13;45発東京行き二番乗り場になります。』
地球。
銀河鉄道発祥の星。
人類の故郷。
そして宇宙一平和な星。
『到着の際に大きく揺れますのでお荷物にご注意ください。本日も新銀河鉄道株式会社をご利用いただき誠にありがとうございました。』
私はドアの開閉システムを手動に切り替えた。
列車はどんどん減速していき軌道に入っていく。
そして私は構内へ進入していく列車の窓から少し顔を出した。
そして列車はさらに減速して一ミリのずれもなく停車した。
『終点、地球、地球。お降りの際は足下にご注意ください。』
私はドアの開閉ボタンを押すと時空管理局機動六課の人たちを見送った。


『緊急事態発生。緊急事態発生。オリオン本線巡視中のGRMF第3師団が消息をたちました。局長に指示をあおぎたく存じます。至急レビュース分岐点までご連絡をお願いします。』
ちなみにGRMFとは銀河鉄道管理艦隊の略称である。
師団数は10まである。
構成は一師団あたりGRMUVと呼ばれる無人艦が七隻、GRMCVと呼ばれる指揮艦が一隻、GRMSVと呼ばれるステルス艦が二隻、GRMMVと呼ばれる友人艦が五隻の計十五隻である。
この艦隊は全てが新型の艦を用いているためすべてにおいて微粒子砲が内蔵されている。
「局長。エリアCの緊急車輌基地が何者かに爆破されました。犯人はいずれ不明です。」
「くっ。なにが起きているの?」
「局長。中央星より緊急入電。繋ぎます。」
取り付けられている大型ディスプレイに映し出される中央星の最高責任者。
その背後にはあってはならないのだが銀河鉄道管理局、時空管理局に両名がいた。
『銀河管理局、銀河鉄道管理局、時空管理局はお互いに協賛し新生時空管理局として生まれ変わります。新銀河鉄道管理局にも参加してほしいのですが・・・。』
「こちら新銀河鉄道管理局管理本部。そちらの要請をのむことは出来ない。新銀河鉄道管理局は第四宇宙世界で一番の管理範囲を持っている。貴管理局と合併しては加盟政府への裏切りになるので。」
『それは残念です。』
「我々に戦う意思はない。エリアCへの攻撃はすぐに中止してくれ。貴君らも我が艦隊にかかればどうなるかは分かっているであろう。」
『エリアC?あ〜あ、現在は間抜けな少将が支部長をやっているところか。』
今はなんと言われようとどうでもいい。
『エリアCは、オリジン分岐点と管理本部以外はほぼ廃墟だよ。』
「あんたら、言っていいことと悪いこ
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