警察署
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っちゃうんですよ。」
「まぁ、敬語の方は無理に言わなくてもいいよ。徐々にな」
「はい!」
そう言って三人は奥へと進んでいく。数分後には署長室にたどり着く三人。
「そぉい!」
武蔵がそう言って中へと侵入する。小奇麗な部屋だった
「うわぁ〜綺麗ですね〜」
「ここの署長は綺麗好きで有名だからな。えっと・・・・・・・ボタンは、あった」
机の下にボタンを発見して押した。すると、両脇の棚が動き出して壁の中から数丁にも及ぶ武器と弾薬が出てきた。
「ほう・・・・・・」
「おぉ〜〜〜」
「これが、俺の今までの契約品よ」
棚の銃には有名どころで言えば、M4、AK-47などがあり、その他の武器もあった。
「これが全部ってところだね。署長も慌てて逃げ出したのか?まぁいいや。では、もらっていくとしよう。二人も個人的になにか使いたそうな武器があったら言ってよ」
「「分かった(りました!)」」
そう言って武器を運び出す三人
「あっこれって・・・・・・」
琴美が興味を持ち出したのは弓だった。和弓と呼ばれる弓の中でもでかい部類に入る弓だった。全長は七尺三寸(約221cm)
「おや、和弓がどうかしたのかい?琴美ちゃん」
武蔵が言う
「あっいえ、昔、弓道を齧ってましたので。懐かしいと思ったんですよ」
「使ってみる?矢はいくらでもあるし。」
そう言って下の箱から矢を取り出す。箱には結構な数の矢が収納されていた。
「わぁ、こんなに・・・・・でも使っていいんですか?」
「大丈夫大丈夫。ここのものは俺のものだから。」
「で、では・・・・・・」
そう言って和弓を取る琴美
「あぁ〜〜この懐かしさ・・・・・・・・久々に射ってみたくなります。整備状態もいいようですし、今すぐに射っても問題なさそうですね」
喜びが顔に現れているほどだった。
「あぁ、特別な職人に作ってもらったオーダーメイド品だからね。数十年は保てるって言ってたよ」
「なら、最高ですね。弦の張りも良い。ありがたく使わせていただきます!」
「あぁ、使ってくれ」
そんなことを言いながらそれぞれの武器を運び出していく。一通りの武器を運んだあと、今度は警察署の武器庫に向かう。使える弾があるかどうかの確認だった。琴美は嬉しくてそのまま和弓を持ってきていた
「良かったな。琴美」
頭を撫でながら言う冴子
「はい!これで、みなさんのお手伝いが出来ます!」
ニコニコしながら言う琴美
「おっと、談笑もいいが、お客さんみたいだぞ」
武蔵が言う。三人の真正面には二人の警察官だったものだ。すでに顔は食いちぎられ。服もボロボロだった
「ここは、私に
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