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学園黙示録 終末と武器商人
警察署
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合流を果たした武蔵達は警察署に目を向ける。いたるところに血潮が舞っており、見るも無残な姿に変わっていた。駐車場には幾つか車両が置かれてたが、中が血まみれだったりと悲惨だった。

「っさて、これからどうするかね〜」

武蔵が言う

「とりあえずは生存者を確認しつつ高茂さんの言っていた武器を探しますか?」

琴魅が言う

「うむ。琴美くんの言うとおりだ。武蔵、そのほうが良いのではないか?」

冴子が言う

「だなぁ。じゃあ、半々で別れますか。おじさんたちは車両の護衛をお願いできますか?」

「達というと私や百合子、松戸がここに残ればいいということか?」

荘一郎が言う

「えぇ、場所は俺が知ってますし、それに緊急時ように残しておかないと後が大変ですからね」

「分かった。我々はここに残っていよう。気をつけていくが良い」

「えぇ、おじさんたちも気をつけて。」

そう言って武蔵、冴子、琴美の三人が中へと入っていく

〜署内〜

警察署の中は荒れ放題だった。まるでテロリストが暴れたような光景だった

「うわ〜ひどいことになっていますね〜」

琴美が言う

「うむ、さすがにひどいな」

冴子が同調する

「まぁ、別れないように行こう。三人一緒の方が安心だしな。署長室はこっちだ。」

そう言って二人は武蔵の後に続く

「それにしても・・・・・」

数分歩いたところで琴美が口を開く

「ん?」

「冴子さんの口調と高茂さんの口調が変わりましたよね。」

「あぁ〜そうだな〜」

「うむ。変えたな」

二人は同意した

「神社で何かあったんですか?」

「あぁ、それは・・・・・・」

「いいよ。武蔵、私がしゃべる。」

「大丈夫なのか?」

「あぁ、琴美君なら、話しても大丈夫だろうし、妹のように信用してるからな」

そう言って冴子は琴美に過去のことと神社でのことを言う

「・・・・・そんなことがあったんですか。」

「うむ。」

「でも、先輩は今までだって私たちを助けてくれたじゃないですか。私はおかしいともなんとも思いません!先輩は先輩なんですから。」

そう言って笑顔になる琴美

「ありがとう・・・・琴美君」

そう言って抱きしめる冴子

「はわわわ!!」

思わず慌てる琴美

「だ、大丈夫ですよ!あっそうだ!先輩も高茂さんみたいに名前で私を呼んでください!」

「うん?琴美でいいのか?なら、私も冴子でいいよ。敬語も使わなくていい」

「分かりました!冴子さん!」

「おいおい、敬語治ってないじゃないかw」

武蔵が言う

「う〜ん、これが私のデフォみたいなものですし、同級生でも敬語使
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