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IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
特別話
『IS《インフィニット・ストラトス》〜星を見ぬ者〜』コラボ話
交差する世界
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400メートル先のターゲットに照準を合わせ、両手で構える。

そして引き金を引いた。

カチッ。


「ん?」


カチッ、カチッ。


「どうしたんだこれは?」


引き金を引いたのに弾が発射されない?

俺は銃を粒子化させてデータチェックしようとした時に異変は起きた。

銃が粒子化されず、内側からひしゃげて少しずつ変形してきていた。

それを見た俺は武装を離し、距離をとろうとした。

その次の瞬間、銃が爆発して渦のようなものが発生し俺を飲み込んだ。

そして俺の意識はそこで途切れた。

俺が消えた後のアリーナは円上に抉れた地面が残されているだけだった。

〜スウェンsideout〜










〜千冬(序曲)side〜

私が朝、HRの準備をしていると山田先生が職員室に走り込んできた。


「た、大変です!」

「どうした山田先生?とにかく落ち着け」


私が落ち着かせようと一言言うが、山田先生はすぐに喋り出す。


「だ、第二アリーナに重力異常が発生!今のところ近くにいた生徒、教員は避難させましたが余談を許さない状況です!大急ぎで緊急の放送を!第二アリーナ付近は通信や放送が出来なくなっていますのでそこはISの教員部隊を」

「何だと !? 全員聞いていたな?至急行動に移せ!至急にだ!」


私は山田先生の言葉を聞き、皆に発破をかける。

一体、何が起きているというのだ?

〜千冬(序曲)sideout〜










〜レイside〜

ふむ、いきなり朝から第二アリーナ付近には近づくなって警報がなっているね〜。

まあ無視させてもらうけど。

一体何が起きているんだろう?

そう思い、デスサイズを起動してハイパージャマーで姿を隠しながらアリーナに移動する。

ん?センサーに重力異常の警告?

でも行かないわけにはいかないよね。

だって計画の障害になるものだったら排除しなきゃならないし。

そしてアリーナの入り口に近づいた時、アリーナの中から爆発音が聞こえた。

そして同時に重力異常が消失した。

調べようと思い、教師が来る前に即座に忍びこんでアリーナの中心を見るとクレーターが出来ていて、その中心で銀髪の男の子が横たわっていた。

うん、気を失ってるね…。

さて、僕に出来ることはなさそうだし出るか。

後でハッキングでもしてこの子の正体を確認しますか。

そう思いアリーナを出ようとした時に教員部隊が入ってきた。

出るタイミングを失ったなぁ…。

仕方ない隠れておくか。

僕は少し教員部隊と距離を取り、少し見学する
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