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IS 〜インフィニット・ストラトス〜 日常を奪い去られた少年
第06話
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……」

日本人がパスタやリゾットをイタリア料理と思うように、外国も似たような感じなのだろう。そこはどこの国でも人間は一緒ということか。世界は広いようで狭いな。

その後、二人は話をしながら食事をした。

◇   ◆   ◇   ◆

食後、シャルルと別れ部屋に向かう俊吾。丁度、部屋の前の近くに来たところで部屋の前に見知った顔があった。

「鈴さん、一体どうしたの?俺の部屋の前で」

「あ、俊吾……」

鈴はどこか浮かない顔をしている。何かあったのだろう。俊吾の予想は一夏関連である。

「うん、あの……話があって」

はぁ、結構ダメージ受けてるみたいだな。全く、一夏も何したんだか。

「そっか。じゃあ、部屋に入ってよ。お茶でも出すよ」

俊吾は部屋に鈴を招き入れた。鈴はベットに座り、俊吾は部屋に備え付けられているポッドのお湯でお茶を淹れていた。

あんまり熱くないほうがいいかな。適度な温度の方が鈴さんも落ち着くだろうし。

俊吾は早めにポッドのお湯を急須に入れ、充分に色が出てから鈴に渡した。

「どうぞ」

「……ありがとう」

鈴にお茶を渡し、俊吾は定位置の椅子に座った。鈴はお茶を啜りながら話始めた。

「今日ね……一夏にアピールしたの、だけど、全然反応してくれなくて……。むしろ、ちょっと素っ気なくて、私怒って帰ってきちゃったの……」

あの、出来ればそう言った相談は別な方にお願いします。完全に管轄外です。というか、何でそこで怒って帰ってくるんだ……。一夏に反応してもらえないのもそれが原因ではないのだろうか。

「それで怒って帰ってきちゃったから、どうしようって思ってるわけね」

鈴は何も言わずに頷いた。

何というか、鈴さんって普段強気でいるけど本質的にはこんな感じなんだろうな。何度か、こんな感じの状態を見かけたし。もしかしたら、自信がなくてそうなっているのかもしれない。セシリアさんも箒さんもかなりスタイルいいし、料理がうまい。あ、セシリアさんは違うか。

鈴さんは確かに、二人ほどスタイルは良くない。多分、そんなところにコンプレックスを抱き、何とかしようと強気でいるんだろう。それがいつも逆に出てしまって、ちょっと心に来てしまった。で、それが今の状態。

それは分かるんだけど、なんで俺に相談するんだろう。年頃の女子に相談したほうが良くないか?俺と一夏の共通点があるとしたら……男ってことだけ。つまりそういうことか。同じ男として、男目線での解決をすればいいと。はぁ、ハードルたけっ…………。まぁ、鈴さんの欠点を改善すればかなり変わると思うから何とかなるか。

「まぁ、どうにかするって言っても怒って帰ってきちゃったから、そこに関してはどうしようもないね」

俊吾がそ
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