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IS 〜インフィニット・ストラトス〜 日常を奪い去られた少年
第06話
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それを聞くと鈴は、微笑みながらドアに向かっていった。

あれ、そいや困ったときはお互い様って言ったけど、俺は相談とは乗るけど乗ってもらったことってないな。………………気づいたら悲しくなってきた。気にしないようにしよう。

ドアを開け、外に出た鈴だったが足を止めた。そして、振り返り俊吾に

「…………あんたって好きな人いるの?」

と言った。

「え?」

「い、今の、忘れて!」

鈴は俊吾にそう言って、通路に消えていった。

「…………今のどういう意味なんだ?………………まぁ、いっか。今日も疲れたし寝よう」

その後、シャワーを浴びている時間や寝る前の時間まで鈴の質問の意図を考えていたが、ベットに入ると睡魔が勝り、その疑問は眠りとともに落ちていった。




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