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武器
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ないから大丈夫だろ」

「まあPKに会わなければどうってことないだろうな。でも、外のモブとか狩るんだったらレーザーとかも良かったんだろうけどあいにくうちの店は最初に言ったとおり、光学兵器は置かないんでね。そちらを取り扱ってる店に行ったほうがいいぜ」

「いや、銃ならモンスター倒せるんだろ?後はダメージの問題なら光学兵器に劣らないような戦法を見つけるから」

「まあ頑張るんだな。それといくら残ってるんだ?残りの残金でいいと思える装備ぐらいならこっちで整えてやるからよ」

「装備はいい」

 急に今まで黙っていたアウラが言った。何故と思い、店主はアウラを見る。するとすぐに分かったのか、溜め息を吐いた。

「まさか、アウラと何か約束したんじゃないだろうな?内容は完璧にわかっているが……」

 苦笑しながら店主は自分に言った。そういえばこの少女武器を選んで気に入ったら奢る約束をしていた。だが、自分は確かに言ったはずだから言い返した。

「確かにお前とは約束したが、お前がちゃんと選んだときって言っただろ?選んだのはこのゴツイグラサン店主でお前じゃない。だから俺はお前に鍋を奢らなくてもいいはずだが」

「つれてきた=いい武器を選んだに入る」

「ただの屁理屈じゃねえか」

「おいおい、初心者に奢らせんなよ、アウラ」

 店主が仲裁に入りそこでは何も起きなかった。

「とりあえず、金がないならそこら辺のMob狩って金でもためとけ。俺はこっちの装備を整えるから。それと取れたらでいいからこいつを取ってきてくれ。弾丸はいつもどおりで」

 そして店主はアウラに一枚の紙を渡すとアウラはそれを見てからすぐに外に出て行った。それを見た店主はそのまま溜め息を吐いてから自分のほうを見た。

「よし、これでいいだろ」

「何を渡したんだ?」

「ああ、あれは他の常連に頼まれていた武器を書いたメモだ。あいつには時々こうやって武器を取ってきてもらうんだよ。あいつ、ああ見えてもなかなか上位に入るプレイヤーだからこういうのはあいつに頼んでるんだ」

 そう言ってカウンターにいる店主はウィンドウを開くとある程度の装備を取り出しながら値段のことをぶつぶつ呟いている。そして自分の懐に見合う値段の装備を出すとそれを少し考えてから買った。

「まあそれで大丈夫だろ。まあ、武器は初期装備とそれでしばらくは何とかしてくれ。一応弾薬はセットで渡しているはずだから何とかなるはずだろ。まあ、無いときはナイフだけで頑張りな」

「OK。まあこれだけあれば何とかできると思う。まあ弾の無駄遣いさえなければ何とかな。とりあえず装備ありがとな。こんな装備を紹介してもらったんだからアウラには少し感謝しとかなきゃな。だけど鍋は奢らん」

「そうしと
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