23話
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旧市街って中心部の犯罪に比べると問題にならないぐらい小さいしほとんど空気になるので忘れがちだけど結構ヘビーよね。
実は普通の住民はクロスベル中心部の景気が良いので出入りが激しいから、雇用問題のほとんどは解決済みなんだけど、外に出て働きたくないから喧嘩に明け暮れる不良。その状況を利用して密輸する業者。それにくっつく住所不定者たちという構造は残ってるのでやばく見えるだけでさほどでもない。まあみんな犯罪者予備軍なんで雇われ人にはなれないのでオチは自営業になるのだけど。
でもこの旧市街、鉄道も近い、空港も近い、一応ミシュラム以外からの貨物船が使用する港湾区もあるから、その流れでルピナス川にも接していて警察の目の届かない寂れた倉庫街として密輸品の出入り自由で実に良い立地。
なぜかこのあと舞台にならないのよね。ここ。
もっとマフィア同士の抗争があるとか密輸の現場取り押さえるとか不良たちを絡ませた話は一杯作れるのに。
本筋とは関係ないからだけど。
原作でも思ったけど、最初だから壁を意識せずにぶつかった印象もないのよね。新人警察としてはもっと潔癖であって欲しい反面、クロスベル市民なら薄々感じている矛盾にどんどん直面させてやりたいとも思う。それが解決の一歩だし。
ロイドは兄譲りの突っ込む意思を持ってるからね。
というわけでクロスベルの矛盾、旧市街編、説明回でした。
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