第三十七話 テケテケその十五
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
てアメリカや欧州にも。
「日本の狐だけよ」
「そうだったのね、狐って絶対に揚げが好きだって思ってたけれど」
「違うのね」
「そう、違うの」
そこに注意だというのだ。
「まあここにいるのは留学してきている狐もいるけれどね」
「日本の狐だからなのね」
「揚げでいいのね」
「そう、じゃあそういうことでね」
花子さんもコップの酒を一杯飲んでから言った。
「そっちも行ってね」
「次はね」
「そうさせてもらうわね」
二人も飲み食いしつつ応えた、そしてだった。
今はその鉄道模型が動くのを見ていた、巨大なディオラマの中で動く小さな電車達はそこに既にロマンがあった。
第三十七話 完
2013・5・25
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ