第七話
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く、行動の指示や微調整を行っているのだろう。
まずはあれを止めないと幽香が危ない。そう考えた俊司は、ポケットからあるカードを一枚取り出した。
(あの武器は科学的にはすでに証明されてたはず……ちょっと無理やり感はあるけど、使えないわけじゃないはず!)
一息ついて鼓動を落ち着かせた俊司は、ゆっくりとカードを発動させた。
変換『科学で証明されし弾薬』
「何だ!?」
俊司がスペルカードを発動させた瞬間、青白い光が男達を襲っていた。
「今の光……スペルカードでしょうか?」
「さあな……しかし、まだ敵がいるということか。おい、確認してこい」
「了解」
二人の男が、光が現れた場所を確認しようと動き始める。
(いったい誰が……!)
向日葵畑の間を凝視していた男は、かすかに光る黒い物体を目に捉えていた。どこかで見たことのある小型の物体は、一瞬で危険だと判断できる物体だった。
「たっ退避!」
男がそう叫んだ瞬間、乾いた発砲音があたりに響き渡る。
その数秒後、男達のすぐそばで空気が噴出するような音がゆっくりと流れていった。
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