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ゲルググSEED DESTINY
第二十七話 反撃開始
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近戦でもまともに攻撃を食らわせれないとなると本当にどうしようもないぞ」

『いや、ビームサーベルは防御したって事は、それは防がないといけないってことだ。それに、こういう分野は―――俺の専門分野だぜッ!!』

シールドからビームソードを抜き去りデストロイの距離を詰めようとする。対艦刀といえるグフのビームソードはこういった対ビーム兵装に対し有効だ。たとえPS装甲関係だったとしてもビームソードの刃の部分から現れるビームによって減衰はしていても突破はできる。
スレイヤーウィップもビーム兵装でない上にPS装甲系も無視できる武装だ。ある意味グフはこういった対エース戦に向いている機体なのだろう。

「ハイネは正面から攻撃を仕掛けるようだ。シン、俺たちは奴の死角から仕掛けるぞ!ハイネを援護しろ!」

『わかってますよ!』

彼等の連携によってデストロイは明らかに動きを鈍らせる。キラはその様子を見てアスランと今の自分との遠さを感じずにはいられなかった。あれ程共に行動してきた彼が、今やザフトのパイロットとうまく連携をこなす。自分との意見も相容れない。

『だけど……今は止めないと』

何故わかってくれないんだと、キラはアスランに対してそう思うが、自分もアスランの事をわかろうとしてなかったんじゃないのか。そんな詮無いことを考えながら戦いに介入していった。







『やるねぇ、アークエンジェルの諸君!特に君は相当できるじゃないか!』

「こちらとしても、そう簡単に落とされるわけには行かないのでねッ!」

バルトフェルドのムラサメと、ネオのウィンダムが正面からぶつかり合いながら戦う。互いに攻撃は逸らし、防ぐ。しかし、専用機として改造されているウィンダムとノーマルで色々と補って修理したばかりのムラサメでは明らかにウィンダムの方が有利だと言えた。

「これだけの技量を持っていながら、何故こんな大虐殺に手を貸すんだい?」

『仕方ないだろう?ここは戦場で俺は軍人だ。お上の命令には逆らえないのさ』

接触通信でバルトフェルドはネオに話しかけるがネオも適当に会話を受け流す。

「戦場にした、間違いじゃないかい?少なくとも、この町はここまで酷くなかったと思うんだが」

『痛いとこを突いてくるな〜。でも、こうでもしないと俺もアイツ等も生き残れないのさ……』

「悪いが、俺達も必死なんだ。止めさせてもらうぞ」

距離を取り、MS形態のままミサイルを山なりに発射する。

『チッ、その状態でも発射できるのか!?』

データで見たときはそんな資料見た覚えは無いと思いつつも、咄嗟に回避するネオ。所詮は山なりに動いていくミサイル。緩やかなその軌道ではウィンダムに当てれはしない。
しかし、ミサイルはあくまでも狙い
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