第102話 『雨』
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精の尻尾にぴったりの名曲だね。
ウェ「私・・ヒッ、もう、感動して・・・うぅ・・・」
シャ「もう、すぐに泣かないの。」
そうゆうシャルルも涙ぐんでるよ。
マカ「マヤ、ちょっと来てくれ。」
マスターに呼ばれて、私は奥の部屋に連れて行かれる。
マ「何か用?マスター?」
私が問うと、マスターがポケットからハンカチに包んだものを私の手の平にのせた。ハンカチを広げると、
マ「!!!」
火炎石があった・・・
マ「マ、マスター・・・これは、いったい・・・」
震えた声で尋ねると、
マカ「マヤ、これはお前が持っているべきである石なんじゃ。」
マ「え・・・?」
一瞬、思考が途切れる。マスターが何を言ってるのかさっぱり分からなかった。
マカ「お前の実の両親が、お前の体内に火炎石を埋め込んだ理由は、この石を守る他にも、お前の為なんじゃ。」
私の為に・・・火炎石を・・・?
マカ「もちろん、肌身離さず持ち歩けとは言わない。家に・・・いや、部屋に置いとくだけでもいいんじゃ。この石は、いつかお前にとって必要なものになる時が来る。」
この石を、必要になる時・・・
マカ「この事は、すでにギルド全員が知っておる。仲間を、わしを、信じてくれ・・・」
マスターの真っ直ぐな視線に、私は頷く事しか出来なかった。
マカ「わざわざ呼び出してすまなかったの〜。ほれ、宴の続きを楽しんでくれ。それより・・・もれそうじゃ・・・!」
マスターは早足でトイレに直行!!私はもう一度手の平にある火炎石に目を落とす。私を欺くように、火炎石は赤く光った。石だけど、少しカチンときた。
ナ「おーーーい、マヤ〜!!」
ハ「マヤ〜!!」
ル「何してるの〜?」
リョ「こっちに来いよ〜!!」
声がした方を振り返る。ナツたちが私に手招きしてる。
ウェ「エルザさんがまた、ミラさんに頼んだんですっ!!」
えっ?何を・・・?
シャ「今回はスフレ100個よ。」
マ「100個ォ!?」
ショ「俺は50個にしろって言ったんだけどな。」
ト「ショールさん、30個でいいと思いますよ。」
いやいやいや、100個でも50個でも30個でもいくらなんでも多すぎるってっ!!人数分あれば十分だよっ!!
グ「まっ、エルザらしいじゃねぇか。」
ユ「みんなで食べればすぐに無くなるよ。」
まぁ、確かに・・・
ナ「今日は騒いで、食べまくるぞーーーーー!!」
ハ「あいさーーーーー!!」
ナツがどんどんスフレを食べていく。ハッピーは魚だけど・・・
エ「ナツ!独り占めをするなっ!!私のスフレが無くなってしまうではないかっ!!」
エルザも半ギ
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