第102話 『雨』
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もねぇ。」
マ「え・・・?」
ナツが私を抱き締める力が更に強くなる。
ナ「マヤだけのせいじゃねぇ。俺たちみんなのせいだ。俺だって、あの時ちゃんとマヤを守っていれば・・・ゴメンな。」
ハ「おいらも・・・今更だけど、ゴメンね、マヤ。」
何で・・・?何で、ナツとハッピーが、謝るの・・・?
ナ「1人の罪はギルド全員の罪、1人の責任はギルド全員の責任、そして、1人の命はギルド全員の命。じっちゃんの言葉だ。俺が、いや、俺たち妖精の尻尾全員が、お前を絶対に守ってやる!!約束だ。」
ハ「あい!約束だよ。」
私の頬にはまた涙が伝っていた。でも、今まで流した悲しみと、恐怖と、悔しさの涙じゃない。感動と、うれしさと、喜びの涙だった。私は涙を拭うと、
マ「ありがとう・・・!」
ナ「おう!」
ハ「あい!」
ナツが放そうとしたした手を、私が今度は握り返して、ナツの身長に少しでも近づくように、つま先で立って背伸びをする。そして・・・
ナ「え?マヤ、どうし・・・!!!??」
ナツが途中で口を閉ざした。ううん、言えなかったって言った方がいいかな?読者のみんなはもう分かってると思うけど、私がナツに・・・////////////////こ、ここからは私も恥ずかしくて言えないから、読者のみんなのご想像に任せるよ。と言っても、ほとんどの人は分かると思うけど。私がナツから離れると、
ナ「//////////////////////////」
ナツの顔は見た事もないくらいに真っ赤になってて、今にも噴火しそうな火山みたいだった。ハッピーは、
ハ「できてるできてるっ!!でぇぇぇぇぇきてるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!」
空に向かって叫んでいた。いくらなんでも興奮しすぎだよ。で、当の本人の私はとゆうと、
マ「ほら早く、ギルドに行こっ!」
何事も無かったように、まだ真っ赤のナツの腕と、まだ興奮してるハッピーの尻尾を掴んで早足でギルドに向かった。
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ギルドの扉の前では、ギルドのみんなが私を歓迎してくれた。
ル「マヤ〜!お帰り〜!!」
ルーシィは毎日お見舞いに来てくれてたのに、まるで何ヶ月も会ってなかったみたいに私を抱き締める。他にも、ユモやウェンディにシャルル、エルザにミラにリサーナ、カナやレビィやエバーグリーンにラキやキナナにビスカにアスカちゃん、ギルドの女子軍全員に思いっきり抱き締められた。今日はいろんな人に抱き締められるなぁ。とゆうか、私これでも18歳だからねっ!!
マカ「マヤ。」
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