第二十三話鮫と竜
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マグノリア大通り
周りの建物は、最初の爆発により破壊されていた。その場所で竜と鮫、ウェンディと鬼鮫が睨み合っていた。
鬼「貴方の噂は、聞いていますよ。天空の滅竜魔道士ウェンディさん」
ウ「先手必勝!!天竜の咆哮!!」
ウェンディが先制攻撃を仕掛ける。しかし鬼鮫の持つ大きな剣 鮫肌によりかき消されてしまう。
鬼「なかなかいい魔力をお持ちですね鮫肌がここまで喜んでるのは、初めて見ますよ」
すると鮫肌がギギギと鳴いた
シ「生きてる剣なんか気持ち悪いわね・・・」
ウ「そんなこと言ったらだめだよシャルル」
鬼「今度は、こっちからいきますよ水遁・水鮫弾の術(すいとん・すいこうだんのじゅつ)!!!」
鮫を象った水の塊が現れウェンディに向かって飛んでいく。それをウェンディはかわす。
ウ「バーニア×アームズ!!」
バーニアは、対象の移動速度をアームズは、攻撃力を強化する補助魔法だ。ウェンディはそれを自分自身にかける。
鬼「強化魔法ですか」
ウェンディは、鬼鮫に向かって突っ込んでいく。
ウ「天竜の翼撃 !!!」
ウェンディが鬼鮫に向かって再び攻撃を仕掛ける。しかし鮫肌が再びかき消す。そしてその勢いのままウェンディの肩を切り裂く。いや正しくは、肩に鮫肌を置き自分のほうに引き寄せる。つまり削ったのだ。ウェンディの肩から血が流れる。ウェンディの近くに偶然にも布があったためそれを引き裂き傷を手当てする。その手際はよくあっという間に手当てを終わらせた。そこでシャルルは、ある疑問を持った。ウェンディのその手際のよさはあまりにも良すぎたシャルルは、今までウェンディと一緒にいたからわかるのだがウェンディは、傷の手当は全くできなかった。治癒の魔法を使えるからそれくらい簡単だと思っていたが、全く駄目だった。なのにあっという間に終わらせたのだった。シャルルがその疑問を問いかけようとした瞬間ウェンディが口を開く。
ウ「その剣厄介ですね」
鬼「気づきましたか私の大刀鮫肌は、直接触れたものの魔力を奪うそしてその魔力は、私のものになる貴方には、勝ち目はありませんよ」
ウ「どんな魔法にも弱点はある。それをつけば必ず勝てる。」
ウェンディは、この戦いを振り返っていた。今までの戦いの中で何か突破口がある。そう考えたそしてあることに気付く。もしそれが当たっていたら、鬼鮫を倒せるかもしれないそう考えたウェンディは、すぐに行動に移す。ウェンディは、鬼鮫に対して真正面に突っ込む。
ウ「天竜の翼撃 !!」
再びウェンディが攻撃を仕掛ける。しかしそれも鮫肌にかき消される。
鬼「学習力のなさは、猫以下のようですねぇ」
ウ「これでとどめです!!天竜の咆哮!!」
鬼(鮫肌と私の間の隙間から攻撃を、しかも鮫肌に振れていない?!)
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