第24話 …何にも言えねぇ
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さて、ボスの部屋覗いてみた訳なんだが…
(女性でこの汚さはどうかと思うんだが) そう、誠に汚いのだ。資料や本はまだしもコップとか食器をそのままはまずいだろう…
あれか?残念系という奴か??
「あ〜、ボス。掃除普段してないっすよね、絶対」
ボス「だって面倒だし…って!コラァ!?」
「うぺぇ!?」
ボス「あーーーー」
覗いたの謝りますから壺とか人の頭に向かって投げないでください…
そこで意識が途絶えた・・・
「ハッ!」
頭に壺あったて気絶でよく済んだな、俺。
そうだ、今度ボスが目に付いたら謝らないと…DO☆GE☆ZAの出番だな。
ボス「ん?起きたか、昨期はやり過ぎーー」
「スイヤセンデシタアァーー!!!」
ボス「うわっ!?どうしt」
「スミマセン、スミマセンスミマセン、スミマセン、スミマセン、スミマセン、スミマセン、スミマセン、スミマセン、スミマセン、スミマセン、スミマセン、スミマセン、スミマセン、スミマセン、スミマセン、スミマセン、スミマセン、スミマセン、スミマセンスミマセン、スミマセン、スミマセン、スミマセン…」
ボス「落ち着けぇー!? こっちもやりすぎた、だから頭から血を出しながら土下座するなぁ!」
「許してもらえるんすね!」
ボス「っ…まず、その頭の血止めようか。」
「こりゃ失敬。」
拭き拭きっと。
ボス「ハァ…これが資料だよ」
「おう…10万!?」
ボス「お前の殺し方だと処理班を向かわせなくて済むからな。難易度によっては3桁以上の報酬を出そう。」
マジか…バケモンじゃなくて人間を殺るのは気が引けるけど仕方がないな。全ては金のためーーちゃうちゃう、軍事長を暗殺するための腕磨きだ。そのことを忘れてはイカン。
ボス「深刻そうな顔をしているがどうしたんだ、、、もしや金に困っていてもっと欲しいのか?」
「…いえ、逆っすよ。金はいりません。」
ボス「冗談だろ?その腕で無金はもったいないぞ」
「自分は少し目的を持っていましてね、金の欲で目的を忘れては行けませんから」
ボス「…分かった。話はこれだけだ、暗そうな話は避けたいんでな。また後で会おう」
「了解」
さて、良い経験値稼ぎをして行こうじゃないか。
暗殺対象者たち、糧になってもらうぞ。
俺はデ−タリストを確認し、各対象者の居場所を確認してアジトである教会から目的地へと向かった。
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