第101話 火炎石
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・・・」
病室に沈黙が起きる。
ユ「それでマヤは、雄叫びを上げてたんだね・・・」
マ「うん。2人は、私への恩返しのつもりだったんだと思う・・・」
マヤに助けられたもんね・・・
マ「あれ?そういえば私、何で病院にいるの?」
ナ「マヤが倒れたから、エルザたちが病院に連れてったんだよ。」
ハ「あい。覚えてないの?」
マ「全然覚えてないっ!!」
そんなにきっぱり言わなくてもいいんじゃないかしら・・・
リョ「マヤは病院に1ヶ月入院だってよ。」
マ「1ヶ月もぉっ!?そんなの嫌だぁぁぁぁぁっ!!私もうピンピンだよっ!!」
そう言ってベッドから下りる。そのマヤの腕を、ユモが超軽く叩くと、
マ「痛いぃぃぃぃぃっ!!」
ル「今ので痛いのっ!?」
あのユモでも、ものすごく軽かったわよっ!!
ユ「ルーシィ、一言余計。見た目は治ってても、少しでも振動を与えたらダメなの。ちゃんと1ヶ月入院して、完全に体力も魔力も回復してから退院するの。」
マ「えぇーーーーー。」
ユ「退院したら、特訓付き合ってあげるから。」
マ「本当!?約束だよっ!!」
うわぁ〜、単純。これを利用するユモもすごいわね・・・
ショ「おい、もうこんな時間だ。」
ト「そろそろ僕たちも帰らないといけませんね。」
ウェ「マヤさん、また明日お見舞いに来ますね。」
マ「うん!楽しみにしてるよ!」
ナ「そんじゃあな!」
ハ「明日ね〜♪」
私たちは病室を出た。
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グ「ところでエルザ、その火炎石、どうするんだ?」
グレイが、エルザの手の中で赤く光っている火炎石を見て言う。
エ「マヤに持たせておいたら、またマヤの命を狙う者が出て来る。この石はマスターと相談して、処分した方がいい。」
さすがエルザね。
リョ「にしてもこの火炎石、すげー魔力だな。」
ユ「これを体内に埋め込んでいたマヤもすごいなぁ。」
ナ「火炎石ってゆうくらいだから、炎が関係してるって事だろ?その石、俺にくれよっ!!」
エ「バカ者ッ!!この石のせいで、マヤは命を狙われてたんだぞっ!!お前まで狙われたらどうするつもりだっ!!」
ル「エルザ、落ち着いて・・・!!」
ショ「ナツも本気で言ったつもりじゃないって・・・!」
ナ「ん?俺はマジで言ったつもりだったぜ。」
ナ&エ以外「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!???」
エ「バァァァカ者ォォォォォォォォォォッ!!!」
エルザの
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